Left alone





 復讐、という言葉についてリサ=ヴィクセンは考えていた。
 これまでリサが生きてきたその理由を占める大部分であり、そのためにかなぐり捨ててきたものは数知れない。

 例えば、女の子らしい生活。
 例えば、友達。
 例えば、恋愛。

 本来誰もが普通に手に入れられるであろうものを、リサは自ら手放してきた。
 両親を謀略によって殺害した篁総帥、その人を殺すという一点についての目的のために。

 そのためならどんな厳しい訓練も乗り越えてきた。
 どんな知識だって吸収してきた。
 どんなに汚いことでも、人の道に外れると看做されても仕方のないことだって、やってきた。

 その結果が――これか。

 一回目の放送で、篁の名前が呼ばれた。
 世界最高の権力者とも言われるあの強大な篁が。
 これまでの人生を棒に振ってまで倒すと決意していたのに、あっさりと死んでいた。
 それこそ、道端の通り魔に刺されて死にました――それくらいの感覚で。

 軍人の習性からか、始めこそ情報として受け入れていたが……時間が進むにつれて空しさばかりがリサの心を満たしていく。
 分かっていたことではなかったか。
 復習を果たした人間の結末。目的を達成した後の結末などありふれている。
 ハッピーエンドなんてありえない。そんなことは百も承知していたはずだったのに。
 全部、無駄になってしまった。

 行き場を失ってしまった復讐心は、もはや誰に向けるべきかすら分からない。
 主催者か? 篁を殺した人物か? あるいは、その人物を殺した人物か?
 どれも違う。いや、もう既に全部、空っぽになってしまっているのだ。
 簡単に言えば……生きる目的がなくなった。

 これからどうする。
 主催者を倒し、脱出……或いは、(ありえないことだが)殺し合いに乗り、優勝したとしても、その先で何をする。

 戻るべき日常なんて存在しない。

 帰るべき場所もない。

 何もない。

 今、リサが生きているその理由が……美坂栞、その人と一緒にいるから、ということだった。
 始めは、弱い人間を守るという使命感に駆られてのことだった。
 実際栞は内気で脆く見えたし、身体能力に関しても男どころか同世代の女の子にすら劣る。
 篁が死んだ後も栞には自分がついててやらねばならない、という優越感にも近いような感情があった。

 ……今は、どうだ?
 強くなっている。美坂栞は、確実に人間としての強さを兼ね備えている。
 友達を殺され、そればかりか家族を殺されているというのに。
 気丈に、めげず、迷いそうになりながらも、しっかりと自分の道を、苦しみながらも必死で模索している。
 リサのように、復讐に奔ることもなく。

 弱い。栞は弱い。まだまだ弱い。そのことをしっかりと認識し、なら出来ることは何かと考え、戦う道を選んだ。
 誰かの役に立ちたい。その一心で。
 自分勝手なリサと比べて、なんと強い意思なのだろう。

 だからこそ、それに縋っていたい。
 もっと強くなってほしい。
 あのときあったもう一つの可能性、未来を、見せてほしい。
 ああ、なんと自分勝手なのだろう。復讐心に猛っていたあの頃より自分勝手になってしまっている。

 リサは卑小な人間だ。
 勝手な妄想を、欲望を、自己満足のために押し付けるような事をしている。
 理解している。理解していてもなお、栞にはそう在ってほしかった。

 そのためなら……守る。何が何でも、守る。
 今の空っぽの、リサ=ヴィクセンに出来ることはもう、それしかなかった。

     *     *     *

 銃を撃つ訓練。
 そんなことをひたすら繰り返しながら、私は私の弱さを次々と認識せざるを得なかった。
 分かってる。他の子に比べても、私の体が弱いなんてことは。
 でも知ったかぶりだった。そこまで差があるだなんて考えてもみなかった。

 私、バカですから。

 その言葉すらあまりにも分かっていないのだということを、思い知らされた。
 重たい。銃が、途方もなく重たい。
 映画や、漫画だと軽々と振り回しているのに、私には精々抱えて持ち上げることくらいしかできない。
 しかも、銃を撃つときには反動があるという。
 もちろんその存在くらいは知ってるけど、リサさん曰く、『最も一般的な9mmパラベラム弾を用いる小口径の拳銃でも女性が扱うにはそれなりの体力を必要とする』と言ってた。
 リサさんがM4って言ってたこのアサルトライフルっていうのがどれくらいか分からないけど……軍隊の人がよく使ってるっていうくらいだからそれなりに体力がないと扱えないのかも。

 だったら……私が、それを使うことはできるのかな……
 見よう見まねで訓練だけはしてるけど、実際に発砲はしてないからどうなるのか、分からない。
 可能性が、私に想像させる。

 殺し合いに乗った人が襲ってきて、しかもその人は強くて、リサさんは苦戦する。
 助けられるのは私だけ。
 私は銃を構える。撃とうとする。
 でも失敗。失敗。失敗。
 そんなことをしているうちに――リサさんは、死んでしまった。

 頭をよぎる度に、こんなことを、こんな自分勝手なことにリサさんを付き合わせてしまっていいのだろうか。そう思う。
 私は、役立たずだ。

 リサさん一人ならもう次々と殺し合いに乗っている人たちを倒して、この島を脱出する算段を練っている段階なのかもしれない。
 なのに、私はずるずるとしがみついて……我がまま言って、また、時間を浪費しているんじゃないか。
 あんなこと、本当なら言わなければ良かったのかも。

 ……でも。
 それでも。
 役に立ちたい。
 リサさんの役に立ちたい。
 守ってもらうだけなんてもういやだ。
 こんなの自分勝手だって分かってる。……でも私は……
 いつまでも、胸を張ってリサさんの傍にいたいから。

 だから……
 今は、進むしか、ない。
 それが間違いではないと……信じて。

 お姉ちゃん。
 ずっと会えなかったお姉ちゃん。

 今は、多分私が頑張ってるかどうか、見てるよね?
 私は今、自分の足で歩こうとみっともなく頑張ってる。
 今度は違う。
 受け身だったあの冬の日々とは違う。

 横に並びたい。
 立派に、自分の足で歩いてるリサさんの横に並びたい。

 それで、聞いてあげたい。
 私が苦しみや悲しみを打ち明けたように、リサさんにもそうしてもらいたい。
 傲慢かもしれないけど、リサさんはそれくらい大切な人だから。

 だから、その日が来るまで……
 私を、見てて。

     *     *     *

 一通り訓練が終了したときには、既に時刻は夕方近くなっていた。
 栞は未だにぶつぶつとそれまでに教え込まれたことを反芻していたが、リサが軽く頭を叩く。

「根を詰めすぎ。気持ちは分からなくもないけど、少しは気持ちに余裕を持ちなさい。精神的に余裕があるとないとじゃ命中精度も変わってくるんだから」
「あ、はい……そうですね」

 言われて、ようやくそれに気付いた栞はM4を下ろすと、ほっと一息つく。
 終わってみればもうくたくただが、それなりに構えは形になってきている。

 飲み込みの早さはリサも認めるくらいであった。
 それに特筆すべきは姿勢の維持精度。
 殆どブレがなく、伏せ撃ちの体勢のときはまるで石のように微動だにしない。

「じっとしているのは、得意なんです」

 とは栞本人の弁であるが、恐らくは天性の才覚だろうとリサは考えていた。
 恐らくは、もっと射撃経験を積めば狙撃手の片鱗を見せることは間違いない。惜しむらくはスナイパー・ライフルが手元にないことだ。
 職業柄、どのライフルが栞に合うかどうか考えてしまっている自分に、リサは苦笑する。

「どうしたんですか?」
「……いいえ、つまらないことよ。気にしないで」
「……そうですか」

 そう言うと、栞はM4をリサに差し出す。

「これ、お返しします」
「ん? いや、差し支えなければ栞が持ってて構わないわよ。流石に手ぶらは危険だと思うから。それとも……重たい?」
「……いいえ? もう慣れましたよヴィクセンさん? あはははは」
「……フフフフフ」

「えへへへへへ……」
「ンフフフフフ……」

 何となく気持ちの悪い笑顔を交し合う二人。
 ちょっとした意地の張り合いである。
 栞はこれくらいはできて当然ですよと言いたげに。
 リサは無理しなくていいのよという目線で。

「まあ、冗談は置いといて……本当に大丈夫です。貸してくれるのなら、大切に使います。ありがとうございます」
「使わないのが本当はベストなんだけど……ね。まあ、どういたしまして。でも本当に無理はしないで。約束」
「そうですね、約束です」

 すっ、と栞が小指を差し出す。けれどもリサはというと、その意味が分からずしばし首を傾げる。

「あれ? 指きりげんまん、って知らないんですか」
「ごめんなさい、ちょっと、初耳」

 困ったように目を泳がせるリサに、栞は「んー」としばし考える仕草を見せ、やがて「じゃあ、私のように小指を出してください」と伝える。
 これでいいの、と小指を出すリサに、すかさず栞が小指を絡ませる。
 しっかりと繋がる二つの小指。小さな体温が、お互いに浸透していく。

「ゆーびきりげーんまん、うそつーいたらはりせーんぼんのーます……ゆびきったっ」

 そして、指が離れる。
 リサは少し呆気にとられながらも、これが『約束の証』なのだと理解する。

「嘘をついたら、針を千本飲まされるのか……ふふ、そこらの拷問より恐ろしいわね」
「ええ、とっても怖いんですよ? でも私にとっては辛いものを口に詰め込まれる方が恐ろしいですけど」

「栞は辛いものが苦手なの?」
「はい」
「わさびは?」
「見るのも嫌です」
「からしは?」
「名前を聞くのも嫌です」
「タバスコは?」
「人類の敵です」
「……なるほどね」

 くっくっ、とかみ殺して笑うリサ。すると栞は頬を膨らませながら言う。

「ふーんだ、どうせ私は辛いものが苦手ですよー。というか、指切りは知らないのにわさびとかからしとかは知ってるんですね」
「ん、まぁ日本料理は嫌いじゃないからね。最近は海外でも人気が出てきているし」
「あ、確かに最近テレビでよくやってますもんね」
「……とまぁ、栞の弱点を確認したところで」
「じゃ、弱点……」

「……出てきてもらいましょうか、そこで隠れてるの」
「え?」

 いきなり目つきを変え、扉の外へと向けて言葉を放つリサに、栞は困惑する。
 だが慌てながらもM4を栞も持ち、教えられた通りに膝立ちで構える。
 本人は気付いていないが、栞の行動は迅速で既に教えられたことが身につきつつあった。
 二人の緊張が俄かに高まろうとしていた、が――

「鋭いね。でもレディが簡単に牙を見せるのは、感心しないな」

 あっさりと白旗を上げて、気配の主は扉を開け、姿を見せた。
 手は頭の後ろで組み、デイパックは足の裏に隠れるようにして置かれている。
 限りなく戦意はゼロである、と声高に主張するような態度だ。
 あまりにも分かりやすい態度に、かえってリサは「騙す気はない」と判断した。
 栞にM4を下ろすよう言い、リサは一歩前に進み出て返答する。

「あら、ごめんなさい。でも世の中も物騒になってきたから、ね」
「なるほど。でも僕は雌の狼よりは、雌狐の方が好きなんだ」
「へえ……どうしてかしら?」
「同じかみ殺されるなら、美しく、優雅な方をと思ってね」
「……いいわ。手を下ろして。貴方は大丈夫そうね」

 いつの間に敵意を解いているリサに栞は状況が理解できない。
 目をぱちくりさせている間に、リサと話していた男は部屋の中に入ってくる。

「あ、あの、リサさん、いいんですか……?」
「大丈夫よ、敵じゃないわ」
「ど、どうして……ですか?」
「勘」

 ええ、と納得いかなさそうに口を開ける栞に、男が人懐っこく笑みを浮かべる。

「どうもよろしく、お嬢さん。僕は緒方英二。少しわけあって、ここまで来させてもらったよ」
「は、はあ……美坂、栞です。よろしく……」
「あら、私には挨拶なし?」
「おっと、失礼。忘れていたわけじゃないさ。見たところ軍事関係者と見たが……」
「いい勘ね。まあその筋の人間だと考えて貰えれば。リサ……リサ=ヴィクセン。よろしく、緒方プロデューサー」
「プロデューサー?」

 何のことか分からず、きょとんとする栞に、英二は参ったな、とぽりぽりと頭を掻く。

「売れっ子アイドルを輩出している名プロデューサーよ。割と有名な話、気付かないとでも?」
「……そこまで有名とは思っていなかったんだけどね」
「そんな人が……」

 初めて知ったのかしきりに感心している栞をよそに、リサは壁にもたれ掛けながら英二に話しかける。

「で、どうしてここに?」
「おおよそ、君達と目的は一緒だと思う。情報を集めにね」

「……続けて」
「ここに来るまでにも色々いざこざがあったんだが……かいつまんで話すと、僕……いや、僕とその仲間は診療所にいた。仲間の治療のためにね。
 だが肝心なところで殺し合いに乗った連中に襲撃されて、やむを得ず僕たちはバラバラに散開せざるを得なくなった。
 僕は東、仲間は……恐らく西の方面に逃げて、幸いにも上手くいったわけだが、これからどうしようかと思案していたところでね。
 それで後々のために少しでも情報を仕入れておこうと、ここにやってきたというわけだ。
 パソコンでもあれば、何か分かるんじゃないかっていう楽観的な考えなんだが、ね」

 軽く笑う英二だが、本当にそのような軽い考えで来ているわけではない。
 忽然と消えたマルチの動向がしばらく気になって、一時は氷川村に戻ろうかと考えていた英二だったが、マルチには向坂雄二以外の別の仲間がいて、彼女を引き止めたのかもしれないし、あるいは向坂環との戦いに敗北し、ほうほうの体で逃げていく雄二に付き従って離脱したのかもしれない。

 無論環が敗北したという可能性も、英二の誘導に気付いて祐一達の襲撃に向かったという可能性も無きにしも非ずだが、環はともかくとして祐一達が襲撃された可能性は低いだろう、と英二は考える。
 何故なら現在位置と地図を照らし合わせて考えてみた結果、道の作りから考えて少なくともH-8地点まで誘導に成功していたことは間違いないと判断。
 しかも戦いながらの誘導だから、英二が出てすぐに祐一達が逃げたのだとすれば相当に距離を空け、見つかりにくいところに隠れおおせているはず。
 無論推測に過ぎないが、確率としては絶対に高い。

 以上の点から考えて、氷川村に戻るよりもその後の展開を考えて、各地で情報を集め、首輪の解除、もしくは主催者の位置を割り出せないかと考え、そしてそれを行いそうな人物がどこにいるか、ということを推測してみる。
 首輪の解除、もしくは主催の位置を割り出そうと考えるなら、それなりの設備が整っていて、かつ通信設備があるのが望ましい。
 加えて、それが未だに殺し合いに乗っている人物から目をつけられにくい場所であることも望ましい。

 通信設備を必要とするのは首輪を解除するために必要な材料があり、もしも外でそれを入手した場合、連絡を取れればいくつか無駄足を踏まずに済む。
 またこのような首輪……電子機器の扱いにはパソコンが必須であろう。
 それらの条件を満たしているのが……灯台であると、英二は考えた。

 案外灯台は島の端にあって目立ちにくいし、いくつか通信設備などもある。
 それらが使えるかどうかは分からなかったが、とにかく行く価値はあると判断したのだ。
 そして、その先で……英二がリサ達と出くわした。

「ふうん……仲間の元に、戻ろうとかそういうことは考えなかったの?」
「さっきも言ったように、僕たちは東西バラバラに逃げた。もう距離的には大分離れているし、探しに戻るよりは今後のことを考えて、脱出に有益な情報を集めておけばいつか、再会したときに役立つだろう? そう思ってね」
「……大人の、考え方ね。もしその道中で、その仲間がまた別の人間に襲われて、死んでしまう――そういうことは考えなかった?」
「それは……確かに、その可能性もある。頭ごなしに否定するつもりはないさ。……でも、僕にはこうするのが最善だと思えた。ちっぽけな僕には、これが精一杯だった……言い訳、かもしれないが」

 そう話す英二の目には、苦悩の表情が見て取れる。恐らくは、悩んだ末の結論だったのだろう。
 不確かな未来のために、不確かな選択を取る。しかしどうすれば最善の未来に導けるか、最善の結果に結びつけるか、英二なりに必死に考えたに違いない。
 それが、大人の考え方だったとしても。

「分かった。なら、これ以上は何も言わないわ。こっちは……まあ、貴方が考えてるような用件で来た訳じゃないんだけどね」
「そうなのか?」
「はい……ちょっと、私が体調を崩してしまって」

 ふむ、と英二は栞を一瞥する。
 普通の女の子よりも、栞は細く見えるし、M4を向けられていたときも笑ってしまうくらいに不釣合いな印象を受けた。

「まあ、無理はするなよ。診療所にいたくせに薬は一つも持ってないんだが……それはすまない。仲間の方に預けてきてしまってね」
「ということは、診療所にはもう目ぼしいものはないってこと?」
「ああ。それ以前にも誰かが使っていたようで、もう殆どないと言っていい。もしこれから村に行くつもりだったのなら……謝るよ」

 そう言って頭を下げる英二に「いや、いいのよ」と言って頭を上げるようにリサは言った。
 今のところ栞の体力については問題なさそうだし、何より無駄足を踏まずに済んだ。
 となると、氷川村に行く目的がなくなった以上、問題は今後の方針についてである。
 予定では夜の10時に平瀬村分校跡で柳川と合流する予定なのだが……今から出発したとして、大幅に遅れる可能性が高い。
 どうにかして、伝えられればいいのだが……

「……そうだ、英二、ここに来る途中、電話のようなものは?」
「ん? ああ、宿直室にそれらしいものがあったが、使えるかどうかは試してみないと……それが?」
「いや、こっちも別れた仲間がいるんだけど、分校跡で合流する予定があってね。ただ今から行っても間に合わない可能性が高いから連絡を取ってみようと……最悪、伝言だけでも残せればいいし」
「分かった、そういうことなら僕が案内しよう。美坂君は、ついてこれるか」
「へっちゃらです。もう、リサさんも緒方さんも……心配のしすぎです」

 不満げな栞に、悪かったよ、と笑いながら英二が頭を撫でる。

「連絡自体は私がするわ。ひょっとしたら誰かに盗聴されてるかもしれないけど……言葉は選ぶから、安心して」
「よし、なら行こう。善は急げ、だ」

 英二が先陣を切るのに続いて、リサと栞も続く。
 さて、彼らの思いは届くのだろうか。

 運命は、また少し変わる。




【時間:2日目午後17時30分頃】
【場所:I-10 琴ヶ崎灯台内部】

リサ=ヴィクセン
【所持品:鉄芯入りウッドトンファー、支給品一式】
【状態:平瀬村分校跡に電話をかけに行く。栞に対して仲間以上の感情を抱いている】
美坂栞
【所持品:M4カービン(残弾30、予備マガジン×4)、支給品一式】
【状態:やや健康。リサから射撃を教わった(まだ素人同然だが、狙撃の才能があるかもしれない)。リサに対して仲間以上の感情を抱いている】
緒方英二
【持ち物:ベレッタM92(15/15)・予備弾倉(15発)・支給品一式】
【状態:健康。首輪の解除、もしくは主催者の情報を集め、いずれ別れた仲間と合流する】
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