無題




椋「あ、あけましておめでとうございますっ」
美汐「……」
柳川「……」
椋「こ、今回挨拶を任されました、B-10代表の藤林椋です。よろしくお願いしますっ(ぺこり)」
美汐「B-4代表、天野です」
柳川「……ギギ……タカ、ユキ……」
椋「って、な、何で柳川さんは鬼状態なんですか?」
美汐「D-5だからじゃないでしょうか」
椋「な、成る程です。会話が成り立つならいいですけど……」
柳川「……」

椋「えっと、私達が集まりましたのは他でもありません」
美汐「おこたに蜜柑を満喫に来たのですね」
椋「違います! 違います!! せっかくの新年ですので、この一年を振り返りに来たのです!」
美汐「過去を振り返ってどうしろと。私達が見るのは、明るい未来だけで充分ですが」
椋「わ、な、何ですか、何で笑顔でそんなこと言ってるんですか」
柳川「カコ……タカユキ……(ほろり)」
美汐「泣かせましたね。ひどい人です」
椋「わ、私なんですか? 悪いのは私なんですか……?」
美汐「という訳で、明るい未来を見るために現在のロワ進行状況でも確認しましょう。
   藤林さん、例のホワイトボードをこちらに」
椋「は、はい……って、あの、パシリにしないでくださいっ」
美汐「さて。ここにはハカロワ3wikiのとあるページを複写してあります。よろしければ、皆さんもご一緒に確認してください」
椋「えっと、各ルートの死亡者リストですね! ……って、あの、天野さん、これ結構前のなんですけれど……」
美汐「気にしたら負けです。とにかく、現在の進行状況を見るならば死亡者の数を確認するのが一番なんです」
椋「でしたらまとめサイトさんがいつの間にか作ってくださった、各ルート生存者一覧表を見るのが早いのではないかと……」
美汐「……そういうのがあるなら、先に提示してくれませんか?」
椋「え、あの、すみません」
美汐「進行に関わるではないですか……ブツブツ……」
椋「な、何で私怒られてるんですか?! 理不尽です!!」
柳川「??」

美汐「さて、では皆さんもパッと見てくださったと思いますが」
椋「はい、では解説は僭越ながら私が……。現在、最も先行しているのがD-5になります」
  現時点で生存者は31名です。その他外部からたくさん人がいらっしゃいますけど……」
美汐「融合されている方も数人いらっしゃいますね」
椋「めちゃくちゃですね……」
柳川「キシャアー!」
椋「わ、あの、悪口を言った訳ではないんです! すみません、怒らないでくださいっ」
美汐「主催側の動きもかなりありますし、とても良い調子だと思います」
椋「作者さん、頑張ってくださいね」
美汐「自分が残っているから媚びでも売ってるんですか?」
椋「違います! 違います!! 純粋なる応援ですっ!」
柳川「……(じー)」
椋「柳川さんまでそんな目で見ないでくださいよぅ」
美汐「まあ、一番美味しい所は私がいただく予定ですが」
椋「え、天野さんまだ残ってらしたんですか?」
美汐「……それ、素ですよね? 傷つきました」
椋「あ、あの、その……すみません……」

椋「次はB-10ですね。生存者は残り49名です、外部からのほしのゆめみさんと岸田洋一さんを足すと51名になります」
美汐「主催に関する記述は、まだ特に出てきてはいませんね」
椋「そうですね。今後の見所は、私とお姉ちゃんの姉妹愛でしょうか」
美汐「どうでもいいですね」
椋「何でですか、どうでもよくないですよ!」
美汐「そんな私情知りませんし」
椋「美しいエピソードが来るかもしれないんですから、そんな一言で片付けないでくださいっ」
美汐「私、もうリタイアしてますし。興味ないです」
椋「それこそ私情じゃないですかああぁぁぁ!!」
柳川「オレ……コロス……オマエ……コロス……」
椋「や、柳川さん? わわ、そんな顔で睨まないでください。ルート違うんですから、D-5のあなたには恨まれる覚えないですからね!」
美汐「ひどい言い分ですね」
柳川「ガルルルル」
椋「えっと、そんな感じで見所満載です! B-10をよろしくお願いします、藤林椋に清き一票をっ!」

椋「ええと、最後がB-4ですね。生存者は残り66名です。外部からの方を足すと72名になります」
美汐「まだ半分切ってないですね」
柳川「オレ……ココ嫌イ……オレ、アツカイ理不尽ダッタ……」
美汐「否定できませんね」
椋「このルートでは、何と二回目の放送にてお姉ちゃんの名前が呼ばれてしまいました。
  自分の半身を失った悲しみを、私はどう乗り越えるのでしょう。
  そして、私は無事勝平さんと再会できるのでしょうか。
  いえ。もしかしたら、佐藤の雅史さんを交え三角関係に発展するかもしれません。見所満載です!」
美汐「主催に関する記述は特にないですが、何か青い宝石というファンタジーな物が出ています」
柳川「さゆりんモイナイ……ヒロユキモイナイ……不条理ナルートダ……」
椋「B-4をよろしくお願いします、藤林椋に清き一票をっ!」

椋「以上です。ふぅ、一仕事した後の蜜柑は美味しいですね」
美汐「納得いきません」
柳川「ガルルルル」
椋「そんな訳で、今年も葉鍵ロワイアル3をよろしくお願いします(ぺこり)」
美汐「そして、自分で〆ると」
柳川「ガルルルルルルルル」
椋「藤林椋を、よろしくお願いします!」
美汐「最後まで貫きましたね」
柳川「ガルルルルルルルル……ガウッ!」
椋「きゃあっ?! や、柳川さん、や、駄目です、きゃ……あんっ! そ、そこ、弱いんですやめ……はぁんっ!!」
美汐「以上、お送りしましたのはあなたをハートをみっしみしな初音美汐と」
柳川「貴之も浩之もこの世のメンズは俺の嫁、阿部祐也! そして」
椋「性戦はまだですかぁの、イケメンハンター椋でしたぁ……」



椋「って、違います! 違います!! 私、B-10代表ですから!! 」





藤林椋
 【所持品:無し】
 【状態:我に返った】

天野美汐
 【所持品:ボーカロイド2】
 【状態:みっしみしにしてやんよ】

柳川祐也
 【所持品:ヤマジュンのコミックス】
 【状態:両刀って便利】
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