漆黒の闇が落ちた平瀬村。 焼け焦げた大地、地面に倒れ伏せる二つの死体。 そして、激しい雨が二人の戦士の間に降り注いでいた。 かつて同じ生徒会のメンバーであり、親しき仲であった二人だったが、最早彼らが元の関係に戻る事は不可能だろう。 何故なら朝霧麻亜子は河野貴明にとって――絶対に打倒すべき『仇』に他ならないのだから。 「まーりゃん先輩はもう多くの命を奪い過ぎました……そして、放っておけば更に沢山の人が犠牲になるでしょう」 あの復讐鬼来栖川とは違う、哀しみを奥底に宿した紅い眼で、貴明が睨みつけてくる。 麻亜子は貴明の姿を視野に入れたまま、棒立ち同然の状態で掠れた声を洩らした。 「たかりゃん……」 「ですから俺が、此処で貴女を裁きます。久寿川先輩には悪いけど、もう貴女を許す事は出来ません。 さあ先輩、武器を構えて下さい――無抵抗の人間を殺したくは無いですから」 それは、明らかな宣戦布告。貴明は命を懸けた凄惨な戦いを挑むと言っているのだ。 だがその言葉を受けても、ステアーAUGの銃口を向けられても、麻亜子は然程驚かなかった。 寧ろ落ち着いた表情を浮かべ、寂しげな声で言った。 「そっか……。たかりゃんは真面目っ子だから、こういう事もあるかも知れないとは思ってたよ」 数々の激戦を潜り抜けてきた麻亜子は、自身に向けられる殺気に対して人一番敏感となっていた。 だからこそ、今の貴明は絶対の殺意を以って自分と対峙しているという事が、一瞬で理解出来たのだ。 そして『ささらを優勝させる』という最終目的を果たすには、こんな所で死ぬ訳にはいかない。 「分かってくれなんて言うつもりは無い。さーりゃんを守る為なら……どうしてもやるっていうんなら、あたしはたかりゃんだって殺すよ。 あたしはさーりゃんを優勝させなきゃなんないからね」 「はい。こちらも殺すつもりでいきますから、そうしてください」 貴明の返事を確認すると、諦めにも似た哀しい微笑みを湛えて、麻亜子はH&K SMG‖を持った腕を振り上げた。 「たかりゃんは此処で死ぬ事になるけど、安心しなよ。あたしは最後まで絶対に負けないから――褒美の話が本当なら、たかりゃんも生き返られる筈だよ」 麻亜子に躊躇は無い――躊躇していられるような状況では無い。 貴明の紅い眼を直視する度に、膝が震えそうになる。恐怖と悲しみが、際限なく湧き上がってくる。 これまで自分が屠ってきた相手達とは、何かが決定的に違う。 真っ赤な色をした涙、重く響く声――自分が『修羅』ならば、この男はさしずめ『処刑人』といった所だろう。 『処刑人』は罪を犯した人間に対し、相応の厳罰を与える存在だ。 数々の人々を蹂躙し殺し尽くした修羅を、裁く為にやってきたのだ。 ◆ 貴明は肩をわなわなと震わせながら、静かに口を開いた。 「人が生き返る――まだそんな馬鹿な事を信じてるんですね。失われた命は、決して戻ってこないのに……」 銃を握っていない方の拳を、はちきれん程に握り締める。 「俺が甘かったんです。前に会った時に貴女を殺しておけば、るーこも吉岡さんも小牧さんも、死なずに済んだんだ……」 そうだ――人を守る為には、時には自分の手を汚さねばならないのだ。 自分の甘さが、覚悟の無さが、多くの仲間を死なせる結果へと繋がってしまった。 でも、もう迷わない。それが救えなかった仲間に対する、唯一の償いだ。 「だから貴女は――貴女だけは! 俺が殺さなきゃいけないんだっ!」 壮絶な叫び声。それで、会話は終わりだった。 過酷な環境で生き抜いた末に再会を果たした二人の戦いは、両者共に何の迷いも抱かず、幕を開けた。 雄叫びと共に貴明の手にしたステアーAUGが号砲を鳴らし、5.56mm NATO弾が発射される。 防弾性の防具すらも易々と貫通する攻撃力を持つそれは、麻亜子の胴体を狙ってのものだった。 だが地面が弾け飛んだかと思った瞬間にはもう、銃弾を躱した麻亜子が攻撃態勢に入っていた。 「っ……!」 脳裏に奔った直感に従い、貴明は素早く上体を屈める。 激しい銃声が鳴り響き、貴明の頭上を凶暴な破壊の群れが通過してゆく。 特殊な防具を一切身に付けていない貴明からすれば、麻亜子のH&K SMG‖から放たれる弾丸は、一発で十分に致命傷となりうる。 一方で麻亜子にとっても、ステアーAUGによる特殊弾は防弾装備を以ってしても防ぐ事の出来ぬ、恐るべき脅威だった。 今貴明達は、人の身には過ぎた強大な兵器を用いて、互いの命を奪い合っているのだ。 また麻亜子の手元から銃弾が撒き散らされ、その内の一発が焼け焦げた木の幹に当たって極彩色の火花を散らした。 降り注ぐ銃弾の雨の中、貴明は突撃銃を抱え込みながら、身体を左右に揺すって前進してゆく。 恐ろしい程自分の集中力が高まっているのが分かる――麻亜子の攻撃の軌道がある程度読める。 とどのつまり銃による攻撃は一直線上に放たれるのだから、銃口の正面にさえ立たぬようにすれば良いのだ。 素早い貴明の動きになかなか照準を合わせる事が出来ず、麻亜子が苛立たしげに奥歯を噛み締める。 「ちょこまかと……たかりゃんの癖に生意気だぞっ!」 業を煮やした麻亜子は、H&K SMG‖の引き金を思い切り引き絞った。 案の定、貴明は尋常で無い反応の速さで、横に飛び退いたが――甘い。 麻亜子は引き金にかけた指に力を入れたまま、銃の向きを修正してゆく。 銃弾の列は貴明を追うように横に延びてゆき、そのまま標的に牙を突き立てようとする。 だが、そこでガチャッと乾いた音がした。 マガジンに込められた銃弾が切れたのだ。 その事に気付いた貴明が、ここぞとばかりに距離を詰めてくる。 「くっ――!」 「逃がさないっ!」 麻亜子は慌てて後退しようとするが、傷付いた身体では貴明程速く動けない。 見る見るうちに両者の距離は詰まり、僅か数メートル程度となった。 それは絶望的な距離。銃口から逃れるには、余りにも近過ぎる距離。 悲しみに満ちた貴明の双眸が、麻亜子を射抜く。 「さようなら――先輩」 ステアーAUGの銃口が麻亜子の脳髄に向けられ、その次の瞬間にはもう銃弾が放たれていた。 だが辺りに響き渡ったのは脳漿が飛び散る音ではなく、鈍い金属音。 「なっ――!?」 驚愕に貴明の目が大きく見開かれる――麻亜子は先の愛佳と同じように、デイパックに隠していた強化プラスチック製大盾で弾を防いだのだ。 「修羅を甘く見ない事だね、たかりゃん!」 「があっ!?」 麻亜子は手に握り締めた盾で、貴明を思い切り殴り付けた。 続いて麻亜子は軽やかに宙を舞い、地面に転がり込んだ貴明の頭部を踏みつけようとする。 だが凶器と化した足が標的を貫く寸前で、貴明の手が麻亜子の足首を掴み取っていた。 「このぉっ――!」 貴明は上半身を起こした後、両腕を用いて力任せに麻亜子の小さな身体を投げ飛ばす。 しかし麻亜子は曲がりなりにも校内エクストリーム大会優勝者。 たとえ怪我を負っていようとも、格闘戦でそうそう遅れは取らない。 空中に放り投げられた麻亜子だったが、くるっと宙で一回転し、華麗な動きで地面へと降り立つ。 続いて麻亜子は、よろよろと立ち上がる貴明に視線を送り、小さな声で呟いた。 「たかりゃん……一つだけ良いかい?」 「――何ですか?」 拾い上げたステアーAUGを握り締めたまま、訝しげな顔をして、貴明が問い返す。 何か企んでいるのでは無いかと警戒しての事だったが、すぐに無用の心配であったと判明する。 「さーりゃんは元気か?」 投げ掛けられた質問は何の目論みも感じられぬ、純粋な疑問だった。 今この瞬間においてのみ――否、ささらに関してのみ、麻亜子は後輩を気遣う心優しい先輩に戻っていたのだ。 「……やっぱり久寿川先輩には優しいんだね」 「何を今更。あたしがどうして殺し合いに乗ったか、たかりゃんはよぉく知ってるだろ?」 そんな事は知っている。本人の口から聞かされた事だ。 麻亜子は生徒会のメンバーを守る為にゲームに乗ったのだ。 だがそこには絶対の矛盾が存在する――優勝者は一人、即ち最終的には誰か一人を選ばなければならない。 そして第二回放送で、その矛盾を解決する方法が提示された 『優勝者は何でも好きな願いを叶えられる』という主催者の話を聞いた瞬間、きっと麻亜子の防衛対象はささら一人に絞られたのだ。 麻亜子にとって一番大切なのは、ささらに他ならない筈だから。 今でもまだ鮮明に思い出せる、麻亜子の卒業式での出来事。 麻亜子とささらは全校生徒に見られているにも拘らず、包み隠さずお互いに対する思いをぶつけ合った。 誰よりも強い絆で結びついている二人にとっては、世間体などどうでも良いのだろう。 ただお互いが傍にいれば、それで良いのだ。 「久寿川先輩は……肩を怪我してるけど、それ以外は元気だよ。でも、まーりゃん先輩」 きっと、麻亜子はささらに対してなら誰よりも優しくなれる。 だが、しかし―― 貴明は思い切り地面を踏みつけて、絶叫した。 「どうしてその優しさを! 他の人にも分けてあげなかったんだよっ!!」 ささらが無事だと聞いて安堵していた麻亜子の顔が、途端に苦渋の表情へと変貌する。 貴明は大地を蹴って横に駆けながら、ステアーAUGを連射する。 「分かってるのかっ!? まーりゃん先輩に大切な人がいるのと同じで、他の皆にだって大切な人はいるのにっ!」 麻亜子は油断無く盾で防御している為銃弾が届く事は無いが、それでも貴明は攻撃の手を緩めない。 「貴女は他の人にとっての『久寿川先輩』を奪い取ってるんだぞ!」 焼け焦げた肉の臭いが漂う荒れ地に、間断無く銃声と絶叫が響き渡る。 麻亜子は盾に身を隠したまま、H&K SMG‖に予備マガジンを詰め込んで、叫んだ。 「仕方無いじゃないっ! たかりゃんだってもう分かってるでしょ――大事な人が死んだ後で後悔したって遅いんだって!」 麻亜子のH&K SMG‖から激しく火花が発され、駆ける貴明を追うようにして地面が弾け飛んでゆく。 絶叫と共に繰り出された連射は、かつてない勢いで貴明を追い立ててゆく。 「あたしには皆を救う事なんて出来ない。自分一人で出来る事なんて限られてるから、さーりゃん以外の子まで守ってあげられないのっ!」 それが、自ら修羅の道を選んだ少女の本心だった。 悲痛な気迫と感情が上乗せされた猛攻を受け、貴明は防戦一方となってしまい銃を構える暇すら与えられない。 荒れ狂う銃弾の群れに追いつかれる寸前に大きく跳んで、ギリギリの所で身を躱す。 その直後に麻亜子のH&K SMG‖が弾切れを訴えたが、これで終わりでは無い。 「たかりゃんだって守れなかったじゃない! このみんもゆーりゃんも守れなかったじゃない!」 麻亜子はH&K SMG‖を投げ捨てて、鞄の中からIMI マイクロUZIを取り出した。 「だからっ! 誰かを守りたいんなら、他の全てを捨てるしかないじゃない!」 「く――――がああっ!?」 貴明は咄嗟の判断で地面に滑り込んだが、遅い。 死に物狂いの回避行動が功を成して致命傷だけは避けられたが、罵倒と共に繰り出された銃撃の嵐は貴明の体を掠めてゆく。 銃弾のうち一発が貴明の左太股部の肉を抉り取り、もう一発が右脇腹の端を貫通した。 地に倒れ伏せた貴明を耐え難い激痛が襲い、鮮血が辺りに飛び散る。 普通ならば最早意識を失ってしまいかねない程の状態。 「く……そっ……俺は終われない……ん……だ――!」 だというのに、貴明はすぐに起き上がって、ステアーAUGを拾い上げた。 足に力を入れる度に傷口から血が噴き出すが、そんな事どうだって良い。 ここで倒れたら麻亜子の言い分が正しいという事になってしまう。 それだけは何があっても認める訳にはいかない。 死んでいった仲間達の為にも、自分の信念に懸けても、絶対に認めない。 一人でも多くの人を救いたいという願いは、絶対に間違いじゃないと信じているんだから。 「たかりゃん……」 IMI マイクロUZIに最後の予備マガジンを装填していた麻亜子が、か細い声を洩らす。 ――守りたかった生徒会メンバーの一人が、こんなにも必死になって自分を殺しに来る。 ボロボロの風体を晒してなお向かってくる貴明に対して、麻亜子は生涯最大の悲しみを感じていた。 それでも貴明は真っ直ぐに麻亜子を見据えて、言った。 「確かに俺達は……一人一人なら非力だよ。俺はこのみも雄二も守れなかったよ。でも……まだ守るべき人達は残っている。 まだ俺達にやれる事はある。自分一人で守り切れないなら――」 貴明がステアーAUGの銃口を振り上げるのに反応して、麻亜子は強化プラスチックの大盾を構える。 だが次の瞬間貴明はステアーAUGを捨てて、最後の切り札を取り出した。 「皆で力を合わせればいいだけじゃないかァァァー!!」 「――――ッ!」 かつてイルファが使用していた、フェイファー ツェリスカを。 麻亜子が本能的に危機を察知した時には、全てが手遅れだった。 規格外のサイズを誇るその銃身から放たれる攻撃の衝撃力たるや、ステアーAUGの三倍以上――! 「あああぁあぁぁあアァッ!!」 巨象すらも倒し切る衝撃力は、盾越しでもなお十分な破壊力を発揮する。 それは麻亜子の右手の骨を砕くだけでは飽き足らず、彼女の体を後方に弾き飛ばす。 麻亜子の身体は勢い良く地面を転がって、後方にあった大木に叩きつけられた。 これは貴明に到来した最初で最後、且つ絶対の好機。 「まーりゃん、先輩――――!」 「うっ……あああ……」 未だに起き上がれず、苦悶の表情を浮かべている麻亜子に対して銃を構える。 全てに決着をつける為に……少なからず自分の為にも戦ってくれた先輩を殺す為に。 ここで引き金を引けば――間違いなく、先輩は死ぬ。 生徒会のメンバー達の為に修羅の道を選んだ、先輩が死ぬ。 やり方は間違っていたけれど、あくまで人の為に戦い続けた、先輩が死ぬ。 この島に来る以前、ずっと自分とささらを支えてくれた、先輩が死んでしまう。 貴明は自分の心臓が、信じられないくらい大きく脈打っているのが分かった。 引き金が重い。 苦しんでいる麻亜子の顔を直視出来ない。 今撃たなければやられるのは自分だというのに、指に力が入らない。 「たか……りゃん…………」 麻亜子が哀しげな瞳で、こちらに視線を送っている。 自分と麻亜子には、忘れようのない思い出が幾つもあった。 麻亜子の底無しの明るさに、何度も救われてきた。 自分一人では、凍りついたささらの心は溶かせなかっただろう。 だが―― (俺は誰を守ると誓った……その為に何を捨てると誓った……) 自分は出来るだけ多くの人を救う為に、敢えて鬼となる道を選んだ筈。 麻亜子は最も危険な殺戮者の一人なのだから、殺さねばならない。 此処で麻亜子を殺しておかねば、また新たなる犠牲者が出るだろう。 それだけは、絶対に避けねばならない。 此処で自分が、引導を渡さねばならないのだ。 麻亜子を殺した所で、誰も生き返らないのは分かっている。 人を殺し続けた所で、その先に輝く未来など待ってはいない。 (それでも、俺は――) どれだけ罪悪感に苛まれようとも、何を失おうとも、皆を守りたいから。 「わああああああああああああああっ!」 貴明は全てを振り払うように絶叫を上げ、フェイファー ツェリスカを構え直した。 大型動物を仕留める為のライフル弾を、たった一人の少女に打ち込むべく、引き金を、 「やめてえええええええええっ!!」 ――引けなかった。 貴明が人差し指に力を込めようとしたその瞬間に、別の人間が麻亜子を庇うように飛び出してきたからだ。 「さーりゃん……」 「久寿川先輩……」 現れた人物――久寿川ささらの姿を認めた貴明と麻亜子が、同時に声を絞り出す。 ささらは両の手を横に広げて、貴明と麻亜子の間に立ち塞がっていた。 * * * * * 一方焼け残った近くの茂みに隠れながら、三人の様子を窺う人影が存在した。 「ククク……高槻の野郎が見付からないんでイラついてたが、面白そうな事をやってるじゃねえか」 朝霧麻亜子や河野貴明とは決定的に違う、ただ殺し合いを愉しんでいるだけの男。 殺人鬼、岸田洋一は歪な笑みを浮かべて、乱入の機会を待ち続けていた。 麻亜子と貴明が撒き散らした騒音は、この殺人鬼を呼び寄せるのに十分過ぎる程のものだったのだ。 そしてかつて高槻と同行していた久寿川ささらの登場は、岸田の邪心を大いに引き出した。 ――あの女を犯せば、殺せば、高槻はどれ程悔しがるだろうか。 「前夜祭といこうか――なあ、高槻?」 【2日目・23:15】 【場所:F−2右下】 朝霧麻亜子 【所持品1:防弾ファミレス制服×2(トロピカルタイプ、ぱろぱろタイプ)、ささらサイズのスクール水着、制服(上着の胸元に穴)、支給品一式(3人分)】 【所持品2:サバイバルナイフ、投げナイフ、携帯型レーザー式誘導装置 弾数1・レーダー(予備電池付き、一部損傷した為近距離の光点のみしか映せない)】 【所持品3:89式小銃(銃剣付き・残弾30/30)、ボウガン、バタフライナイフ】 【状態@:呆然、マーダー。スク水の上に防弾ファミレス制服(フローラルミントタイプ)を着ている、肋骨三本骨折、二本亀裂骨折、内臓にダメージ大、全身に痛み】 【状態A:頬に掠り傷、左耳介と鼓膜消失、左肩重傷(動かすと激痛を伴う)、両腕に重度の打撲、右手粉砕骨折(全ての指と甲)、極度の疲労】 【目的:目標は生徒会メンバー以外の排除(但しささら以外に襲われれば反撃、殺害する)。最終的な目標はささらを優勝させ、かつての日々を取り戻すこと】 河野貴明 【装備品:フェイファー ツェリスカ(4/5)、仕込み鉄扇、良祐の黒コート】 【所持品:ステアーの予備マガジン(30発入り)×2、フェイファー ツェリスカの予備弾(×10)】 【状態:呆然、左脇腹、左肩、右腕、右肩を負傷・左腕刺し傷(全て応急処置および治療済み)、右脇腹、左太股負傷、疲労大、マーダーキラー】 【目的:麻亜子の殺害、ゲームに乗った者への復讐(麻亜子含む)、仲間が襲われていれば命懸けで救う】 久寿川ささら 【所持品1:スイッチ(未だ詳細不明)、トンカチ、カッターナイフ、支給品一式】 【所持品2:包丁、携帯用ガスコンロ、野菜などの食料や調味料、支給品一式】 【状態:右肩負傷(応急処置及び治療済み)、疲労小】 【目的:何としてでも二人の戦いを止める。貴明を説得して連れ戻す、麻亜子を説得する】 岸田洋一 【装備:電動釘打ち機(5/12)、カッターナイフ、鋸、ウージー(残弾25/25)、デザートイーグル(.44マグナム版・残弾7/8)、特殊警棒】 【所持品:支給品一式、ウージーの予備マガジン(弾丸25発入り)×1】 【状態:肋骨一本完全骨折・二本亀裂骨折。胃を痛める・腹部に打撲・内出血(多少回復)、切り傷は回復、マーダー(やる気満々)】 【目的:貴明達を殺害(ささらを優先的に狙う)、可能ならばささらを犯す。高槻を探し出して始末する】 【備考】 以下の物は貴明達の近くの地面に転がっています H&K SMG‖(0/30)、IMI マイクロUZI 残弾数(30/30)、強化プラスチックの大盾(機動隊仕様)、ステアーAUG(3/30) - BACK