すれ違う者達




『久瀬です、信じてくれて有難うございます。
まずカメラについてですが、貴方達のご推察通り【各種島内施設概要】に載っている施設内部を中心に映されています。
ですが施設外も時折映されているので、油断は禁物でしょう。
映像は遠目から映されている場合もあれば近距離から映されている場合もありますが、よほど性能の良いカメラを使っているのか相当鮮明です。
因みに僕が見せられている画面はどんどん切り替わっていっていますが、貴方達はまだ映っていません。
次にどうやって貴方達を特定したか。これは僕には分かりません。
しかし僕が与えられたパソコンに、ハッカーとして貴方達のメールアドレスが登録されていました。
ですからもし貴方達がハッキングをしていたとしたら、間違いなくそれはバレていて、特定までされています。
貴方達の手に入れた首輪解除方法がダミーかどうかの真偽は分かりませんが、特定はされています。
これ以上ハッキングに頼ろうとしてはいけません。こうなってしまった以上、主催者の言う【首輪の解除を示唆したもの】で首輪を解除するしか無いでしょう。
その道具を探し出す手助けとなると思われるファイルを添付しておきます』

「これで良し……と」
メールを送り終えた久瀬は、椅子に深く座り直して大きく息を吐いた。
実の所、今回のメールは賭けの部分が大きい。何しろ、嘘のアドバイスも混じっているのだから。
そもそも自分のパソコンは主催者に渡されたものである以上、ハッカーとのやり取りは全て筒抜けと考えて間違いない。
ならば真意を全て露にした形で、メールを送る訳にはいかない。
本当の本当に重要な部分、主催者の裏を突く部分だけは、向こう側が自力で察知してくれるのを祈るしかない。
自分は一つの推論に辿り着けたが、ハッカー達は辿り着けるだろうか?
――大丈夫だろう。ハッカー達はカメラの位置について正確な予測も示してくれたし、何よりハッキングする程の技術を持った人間がいるのだ。
きっと自分などよりも余程頭が良いし、同じ推論にまで辿り着いてくれる筈。
今はハッカー達を信じて、自分は次なる一手を考えよう……。

   *     *     *    *     *     *

久瀬より送られてきたメールを見終えた河野貴明が、長い時間の熟考の末、紙にペンを走らせる。
『まず始めに、久瀬は対主催で俺達の味方だと仮定しよう。そうすると、ハッキングは完全にバレていて特定されている』
そう書いた紙を皆に示してみせると、姫百合珊瑚が素早くペンを取った。
『そうなるね。正直ハッキングがバレてるってのは、本当やと思う。うちが首輪解除方法を盗み出してから、ほんの一時間くらいで久瀬からメールが来た訳やし……。
 幾らなんでも、偶然にしてはタイミングが良すぎる』
『となると、やっぱりこれ以上はハッキングするべきでないって事か……。特定されてる原因もハッキリとしないんじゃ、危険過ぎる。
 これ以上ハッキングは出来ないから、大人しく主催者の準備したという解除方法を使用しろって事になるね……』
貴明が気落ちした顔でそう書くと、珊瑚はゆっくりと首を振った。
『違うよ、危険やけどハッキングはせなあかん。予め準備されたもので首輪を解除出来たとしても、それは主催者の予想の範疇やん。
 ハッキングはいつか絶対にする必要がある――主催者の、裏をかく為に』
珊瑚の意見を見た貴明は、顎に手を当てて考え込んだ。
確かに主催者の予想通り動き続けているだけでは、何処かで突破不可能な壁にぶち当たってしまうだろう。
狡猾な主催者ならば、自分で準備した餌により自身が噛まれるような愚行は犯さないだろうから。
『そうか……主催者が【首輪の解除を示唆したもの】を準備した理由が分かったぞ。
 主催者は俺達の思考を、その一方向に絞り込もうとしてるんだ。俺達の行動を予測して、対策を練りやすくする為に。
 やっぱりハッキングは主催者にとっても脅威なんだ。何せバレさえしなければ、主催者の情報が全て筒抜けになるんだから』
それで、間違いない筈だった。
ならば次にどうやってハッキングを再び行うかだが――貴明がそこまで考えた時、ほしのゆめみが声を上げた。

「あ……あの、貴明さん」
「どうしたの?」
貴明がゆめみに、不可解な視線を送る。
盗聴されているのに、どうして口頭で話しかけてくるか分からなかった。
しかしゆめみは、主催者対策とは別の事を口にした。
「貴明さん達が眠っている間起こった事について、お話しておこうと思うのですが……」

・

・

・

意識せずとも拳に力が入り、噛み締められた奥歯がぎりぎりと軋みを上げる。
貴明は募る苛立ちを隠し切れない様子だった。
激しい爆発音をゆめみが聞きとったのは、今から二時間近くも前の事らしい。
だが未だにルーシー・マリア・ミソラ達は戻ってこない。
そう、もうるーこ達が出発してからゆうに二時間以上経ったのに、戻ってこない。
「――幾ら何でも遅過ぎる。やっぱりるーこ達に何かあったんだ!」
貴明はばっと立ち上がると、傍に置いてあったデイパックを拾い上げた。
皆の視線を浴びるのも意に介さず、鞄から無造作にステアーAUGを取り出す。
「……貴明さん、どうするつもりなの?」
貴明の行動を疑問に思った久寿川ささらが、怪訝な表情で問いを投げ掛けた。
貴明は入り口に向かって歩みを進めながら、背中を向けたままで答える。
「……決まってるじゃないか。るーこ達を助けに行ってくる」
「――――ッ!」
ささらが息を飲むのが背中越しでも分かったが、それでも貴明は歩みを止めない。
珊瑚が弾かれたように駆け出して、貴明の腕を後ろから掴んだ。
「あかん……そんな身体で無茶したらあかんよ! それにるーこも言うたやないか……自分達の居ない間しっかりと此処を守るんだぞ、って……」
そうだ――そもそもるーこ達は、怪我人だからという理由で貴明をこの場所に置いていったのだ。
しかしだからこそ、貴明は言った。
「嫌なんだ……」
「え?」
貴明はくるりと振り返り、精一杯の想いが籠もった叫びを上げた。
「俺の代わりに誰かが傷付いて、命を落とすのは、もう絶対に嫌なんだっ!」
その余りにも凄まじい剣幕に、珊瑚もささらもゆめみも、容易に見て取れる程の戸惑いを見せた。
彼女達の動揺に気付いた貴明は、少し語気を抑えて続ける。
「確かに今の俺じゃ足手纏いになる可能性もあるし、教会を守るのだって大事な役目なのは分かってる。
 でも悪いけど、俺にはこれ以上此処で待ってるなんて出来ない。こうしてる間にもるーこ達が敵に追われてるかも知れないんだ」
貴明には、これ以上自分の代わりに誰かが死ぬ事など耐えられなかった。
笹森花梨は死んだ。間違いなく貴明達を救う為に捨て身で行動し、その結果少年ごと撃たれて死んだ。
ここでただ手を拱いて待っているだけでは、また同じ結果になってしまうかも知れない。
るーこ達が無事に逃げ延びて何処かに隠れている可能性だって考えられるが、どうしても嫌な予感が頭から離れなかった。

「貴明さん……」
不安に顔を強張らせたゆめみが、こちらに視線を送ってくる。
貴明はその瞳から逃れるように、ゆっくりと入り口の方へ身体を翻した。
「ごめん、ゆめみさん……そういう事だから、俺は行ってくるよ。俺のいない間、珊瑚ちゃんや久寿川先輩を頼む」
貴明はそのまま足を進めて、入り口の扉の前まで辿り着く。
だがそこで扉の向こうから、びしゃびしゃと水滴を跳ね飛ばしながら歩いてくる音が聞こえてきた。
ほぼ同時にゆめみの手元で鳴子がからんからん、と音を奏でる。
「誰だっ!?」
貴明は半ば反射的に、ステアーAUGの銃口を扉へと向ける。
後ろの方でもささら達が、たどたどしい手つきで各々の得物を鞄から取り出していた。
貴明はステアーAUGを両手で構えたまま、扉越しに撃たれてしまわぬような位置へと移動する。
首だけ動かして後方を確認すると、少女達の瞳に不安げな影が降りているのが分かった。
何としてでも彼女達を守らなければ――貴明が決意を固めたその時、ドアをノックする音が聞こえた。
続いて扉の向こうで、凛々しくも透き通った声がした。
「安心して頂戴……私よ、七瀬留美よ。佐祐理もいるわ」
初めて聞く声だったので確認するように後ろへ視線を移すと、珊瑚が強く頷いた。
貴明は皆を制すようにさっと腕を上げた後、武器を片手で握り締めたまま、扉のノブに手を掛ける。
力を込めて押すと、軋んだ音を立てて、重い鉄扉がゆっくりと開いていった。
開け放たれた扉の向こうには、降りしきる雨の中で少女が二人立っていた。

七瀬留美と倉田佐祐理の姿を認めた珊瑚が、つかつかと歩み寄る。
珊瑚は顔を柔らかく綻ばせて、佐祐理達の目の前に立った。
「うわっ、ずぶ濡れやな〜」
その言葉通り、佐祐理と留美の服はびしゃびしゃに塗れていた。
「まあ入って休みいや。疲れたやろ?」
そう言って、右手を中へ動かしながら手招きをする。
しかし佐祐理達はまだ、扉の外にじっと立ったままだった。
ようやく疑問を抱き始めた珊瑚に、佐祐理がゆっくりと言葉を投げ掛ける。
「話は後です。早く出発の準備をして下さい」
「――え?」
「お願いですから質問は後にして下さい。今は早くこの場所から離れなければなりません。
 此処に危険が迫っているかも知れないんです。そう、どうしようも無いくらいの危険が……」
告げる声はとても重く、その瞳には明らかな焦燥の色が映し出されていた。
迫る危険とやらが何かは珊瑚には分からなかったが、佐祐理の様子を見れば、一秒たりとも余裕が無い事だけは分かった。
だからこそ珊瑚は真剣な表情となり、即断を下した。
「……せやな。るーこ達も心配やし、貴明と一緒に皆で出発しよっか」

   *     *     *    *     *     *

陰鬱な雨が天より際限無く降り注ぎ、それが森を覆う木の葉のカーテンと接触し、不快な音を奏でる。
木々の隙間より雨粒が零れ落ちる森の中を、河野貴明一行はゆめみを先頭に据えて進んでいた。
教会には留まれなくなった以上、当面の行き先は爆発音が聞こえてきた辺りだ。
当然ただ歩くだけで時間を食い潰すなどといった愚は犯さず、足を動かしながらも事情の説明を受ける。
「じゃあその、リサ=ヴィクセンって人が裏切って宮沢有紀寧に付いちゃったんやな?」
「ええ、そうです。リサさんは全く躊躇せず、佐祐理達に攻撃してきました……」
佐祐理はそう言って、包帯が巻きつけられた右肩を示して見せた。
包帯にこびり付いた鮮血が、佐祐理の受けた攻撃の凄まじさを雄弁に物語っていた。
「もしかしたらリサさん達ももう、教会の情報を入手しているかも知れません。そして、リサさんは多分軍の人間だと思います。
 そんな方に襲われてしまったら恐らくは……。だから私達は一刻も早く移動しなければならなかったんです」
その言葉を聞いて、ゆめみは少し疑問を感じた。
「でも相手は二人なんでしょう? 争いごとは嫌いですけど、私達全員で立ち向かえば十分に撃退出来るのでは……」
少なくとも人数面だけ見れば、自分達の方が圧倒的に優位だった。
何しろこっちは六人いるのだ。武器も十分過ぎる程揃っている。
幾ら相手が戦い慣れしている人間であろうとも、戦力面で劣っているとは到底思えなかった。
しかし――佐祐理の返答を待たずに、ささらがゆっくりと首を振った。
「私と貴明さんは、湯浅さんって人に会った事があるんだけど、その時にリサ=ヴィクセンって人について話を聞いたわ」
全員の視線が集中するのを確認してから、ささらは続けた。
「湯浅さんは言っていた……リサさんは世界トップクラスの実力を持ったエージェントだと」
「な――!?」
ささらの言葉を受けた珊瑚達は、背筋が凍りつくような戦慄に襲われた。
トップクラスのエージェント――即ち超一流の戦闘技術を誇る怪物が、ゲームに乗ってしまったのだ。
「リサさんが凄いのは何となく分かりましたけど、まさかそれ程とは……」
佐祐理もリサの正体までは知らなかった為、大きく動揺していた。
そして同時に、何故あの時柳川が撤退という選択肢を選んだのか、合点がいった。
柳川はリサの実力を見抜いていたからこそ、不利だと判断し自分一人で足止め役を買って出たのだ。
いくら柳川でもその道の達人が相手では、命を落としてしまった可能性も――言い表しようも無い不安が、佐祐理の胸を過ぎった。

リサについての情報が出尽くした所で、留美が追い討ちを掛けるように告げる。
「危ないのはリサさんだけじゃない。宮沢有紀寧――アイツは最悪の敵よ。
 罪の無い人を容赦なく踏み躙って嘲笑う、悪魔のような女なんだから!」
語る留美の声には、深い憎しみと恐怖の色が入り混じっていた。
留美は四対一の圧倒的優位にも拘らず、有紀寧に不覚を取り――藤井冬弥の命を奪われてしまったのだ。
全員の動揺が収まるまで待ってから、留美はゆっくりと言葉を続けた。
「だから悔しいけど、今は逃げるしか無いと思う。対策を練る前に戦うのは危険過ぎるよ」
その言葉に反論する者は、もう誰一人としていなかった。
自分達はゲームの破壊を目論んでる以上、首輪解除の鍵となる珊瑚を守らなければならないのだ。
ならば危険な橋を渡るような真似は、極力避けるべきだろう。
トップクラスのエージェントと極悪非道な女を相手にするのは、どう考えてもリスクが大き過ぎる。
厳しい現実を突き付けられた一同の間に、重苦しい空気が漂う。
だがそこで、パンパンッと強く手を叩く音が聞こえた。

「はいはい、そこまでやで〜」
貴明が振り返ると、珊瑚が気丈な笑みを浮かべていた。
「……珊瑚ちゃん?」
「今考え込んでもしゃあないやん。まずは早いとこるーこ達を見つけて、それからゆっくり考えよ?」
言われて貴明は、目が醒めるような思いを覚えた。
あれ程色々な思考が渦巻いていた頭の中が、クリアになってゆく。
珊瑚の言う通り、ここで悩んでいても始まらないのだ。
案ずるより産むが易しという諺もある。まずはるーこ達の捜索に集中すべきだった。
「そうだね。もし仲間が教会に来ても大丈夫なように書き置きは残してきたし、今は目の前の問題を一つ一つ片付けていこう」
貴明が表情を緩めてそう言うと、皆一様に強く頷いた。
恐怖や戸惑いを感じていない訳では無いけれど、それでも彼らは前向きに進んでゆこうとしていた。
だが彼らは知らない――ルーシー・マリア・ミソラと観月マナは、既に帰らぬ人となっている事を。
彼らは知らない――自分達の出発したタイミングが、余りにも悪過ぎたという事を。

   *     *     *

――河野貴明達が教会を出発してから十分後。

「……どうやら遅かったみたいね」
人の気配が消えた礼拝堂で、向坂環が溜息交じりに呟いた。その手には一枚の紙が握られている。
「どういう事だい?」
「――これを見てください」
橘敬介は差し出された紙を受け取って、その内容に目を通した。
『柳川さんすいません。もしリサさん達が襲撃に来てしまったら守り切れないので、この場所を離れます。どうかご無事で――倉田佐祐理
 るーこ、そして主催者打倒を考えている皆さん。もしこのメモを見たらすぐに逃げてください。此処はとても危険みたいだから――河野貴明』
全てを読み終えた敬介は、眩暈がしそうになっていた。この文面通りに受け取れば、つまり――
答えはもう明らかだったが、それでも敬介は微かな希望に縋り付こうとした。
「これは……何者かが偽名を使って、この場所に来た人を騙そうとして書いたのかな? リサ君が殺し合いに乗る筈が無い……」
それは最早推理にすらなっていない、ただの希望的観測からの見解だ。
だが環はぴしゃりと撥ねつけるように、否定の言葉を吐いた。
「残念ですけど、それは無いでしょう。この筆跡……間違いなくタカ坊本人の物だもの」
「な……なんて事だ……」
敬介が掠れた声を絞り出す。まるで悪い夢を見ているかのようだった。
ほんの数時間前まで志を共にした同志が、今や最悪の敵と化してしまったのだ。
狼狽して頭を抱える敬介の腕を、環が引っ張った。
「気持ちは分かりますけど、まずこの場所を離れましょう。ここに居ても殺されるだけですから……」
それは確かにその通りで、怪我だらけの自分達ではまともに戦えなどしないだろう。
敬介は力無く頷いた後、環と共に、雨の降りしきる闇に身を投じた。


――河野貴明達が教会を出発してから二十分後。

「ふむ……倉田達はもう別の場所に移動したか」
教会に辿り着いた柳川祐也は、あくまで冷静を保ったままに呟く。
教会に来れば合流出来るものだと思っていたので、落胆の念も多少はあったが、今回は佐祐理達の判断の方が正解だろう。
落ち着いて考えればすぐに分かる事だが、自分達は氷川村で教会の情報を流してしまったのだから、リサ達がこの地に来る可能性だって十分ある。
そして情報が既に漏れてしまっていた場合、リサ達より先に柳川が辿り着く保障など何処にも在りはしないのだ。
ここはともかく、佐祐理達がまだ無事であるという事実に感謝すべきだろう(もっとも実際には、冬弥が殺されてしまったのだが)。
「まだそう遠くへは行っていまい。急いで倉田達を探すとするか」
柳川はそう言ってメモを床の上に戻し、素早く踵を返した。


僅かな時間差で悉くすれ違ってしまった者達。
彼らは無事に合流出来るのか、それとも凶弾の前に倒れてしまうのか。
結末はまだ、誰にも分からない。




【時間:2日目22:10】
【場所:g−3左上】
向坂環
【所持品@:包丁、レミントン(M700)装弾数(5/5)・予備弾丸(10/10)】
【所持品A:救急箱、ほか水・食料以外の支給品一式】
【状態:頭部に怪我・全身に殴打による傷(治療済み)、全身に痛み、左肩に包丁による切り傷・右肩骨折(応急処置済み)、疲労】
【目的:観鈴と貴明達の捜索、主催者の打倒】
橘敬介
【所持品:ベアークロー、FN Five-SeveN(残弾数0/20)、支給品一式x2、花火セット】
【状態:動揺、身体の節々に痛み、左肩重傷(腕を上げると痛みを伴う)・腹部刺し傷・幾多の擦り傷(全て治療済み)】
【目的:観鈴と貴明達の捜索、主催者の打倒】

【時間:2日目22:20】
【場所:g−3左上教会付近】
柳川祐也
【所持品:イングラムM10(24/30)、イングラムの予備マガジン30発×6、日本刀、支給品一式(食料と水残り2/3)×1、青い矢(麻酔薬)】
【状態:左肩と脇腹は9割方回復、肩から胸にかけて浅い切り傷(治療済み)、左腕軽傷、軽度の疲労】
【目的:佐祐理達との合流、有紀寧とリサの打倒】


【時間:二日目22:15】
【場所:G-2・G−3境界線】
姫百合珊瑚
 【持ち物@:デイパック、コルト・ディテクティブスペシャル(2/6)、ノートパソコン】
 【持ち物A:コミパのメモとハッキング用CD】
 【状態:工具が欲しい】
 【目的:まずは爆発音がした方向へ移動、るーこ達の捜索、落ち着いてから対主催の考察を続ける】
河野貴明
 【装備品:ステアーAUG(30/30)、フェイファー ツェリスカ(5/5)、仕込み鉄扇、良祐の黒コート】
 【所持品:ステアーの予備マガジン(30発入り)×2、フェイファー ツェリスカの予備弾(×10)】
 【状態:若干の焦り、左脇腹、左肩、右腕、右肩を負傷・左腕刺し傷(全て応急処置および治療済み)、半マーダーキラー】
 【目的:まずは爆発音がした方向へ移動、るーこ達の捜索】
 【備考】
  ※イルファの亡骸(左の肘から先が無い)を背負っています
久寿川ささら
 【所持品1:スイッチ(未だ詳細不明)、トンカチ、カッターナイフ、支給品一式】
 【所持品2:包丁、携帯用ガスコンロ、野菜などの食料や調味料、支給品一式】
 【状態:右肩負傷(応急処置及び治療済み)】
 【目的:まずは爆発音がした方向へ移動、るーこ達の捜索】
ほしのゆめみ
 【所持品:日本刀、忍者セット(忍者刀・手裏剣・他)、おたま、ほか支給品一式】
 【状態:胴体に被弾、左腕が動かない】
 【目的:まずは爆発音がした方向へ移動、るーこ達の捜索】
倉田佐祐理
 【所持品1:支給品一式×3(内一つの食料と水残り2/3)、救急箱、吹き矢セット(青×3:麻酔薬、赤×3:効能不明、黄×3:効能不明)】
 【所持品2:二連式デリンジャー(残弾0発)、暗殺用十徳ナイフ、投げナイフ(残り2本)、レジャーシート】
 【状態:軽度の疲労、左肩重症(止血処置済み)】
 【目的:まずは爆発音がした方向へ移動、るーこ達の捜索、柳川との合流】
七瀬留美
 【所持品1:S&W M1076 残弾数(7/7)予備マガジン(7発入り×3)、消防斧、日本刀、あかりのヘアバンド、青い矢(麻酔薬)】
 【所持品2:何かの充電機、ノートパソコン、支給品一式(2人分、そのうち一つの食料と水残り2/3)】
 【状態:右拳軽傷、軽度の疲労、人を殺す気、ゲームに乗る気は皆無】
 【目的:まずは爆発音がした方向へ移動、るーこ達の捜索、柳川との合流】

【備考1:】
※ゆめみは鳴子を回収しました。
【備考2:久瀬・珊瑚のパソコンの中に入っている情報は作内以外にもお任せ、ただし主催に関する情報は入ってはいない、一回目に久瀬が送った添付は参加者一覧表、
二回目は各種島内施設概要、三回目は支給品武器一覧】
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