Despair




陽の落ちた集落に、屹立する二つの人影。
それはこの島で生き延びる為には、決して出会ってはいけない存在だった。
「リ……リサさん、どうしてっ!?」
苦痛に顔を歪めながら、かつての同志に尋ねる佐祐理。
しかしそのような事、聞くまでも無い。リサは確実に柳川を殺そうとしていた。
リサは紛れも無くゲームに乗っており、それは即ちあの柏木耕一と柏木千鶴さえも上回る、最強の敵が誕生したという事だ。
「こんばんは皆さん。本当なら初めましてというべきなんでしょうが……貴方達は私の事を知っておられるようですので」
微笑みながら、有紀寧は言った。その声は愉し気に弾んでいる。
(な……なんなのこいつらっ……!?)
圧倒的な死の雰囲気を纏うリサと、まるで日常生活の中でのワンシーンのように笑みを崩さぬ有紀寧に、留美はかつてない戦慄を覚えた。
一介の女子高生に過ぎぬ留美ですら、今対峙している二人がどれだけ危険な敵なのか、当然のように理解出来た。
こうやって向かい合っているだけで、眉間に銃を押し当てられている錯覚を覚える。
ある者は恐怖で、ある者は裏切りに対する驚愕で硬直してしまっていたが、柳川だけは平然と口を開いた。
「宮沢有紀寧……俺は貴様を殺しに来た。俺の甥である柏木耕一を弄んだその愚行、たっぷりと償わせてやろう」
「確か貴方は殺し合いに乗ってる方々を倒して回っていたという――柳川さんですよね。そうですか、耕一さんと会ったんですね。
 どうでしたか、耕一さんは?最期まで愚かしく、馬鹿正直に人を襲い続けてくれていましたか?」
「貴様……!」
柳川が忌々しげに、ぎり、と強く歯を噛んだ。
その反応に満足したのか、有紀寧が一層深い笑みをこぼした。全てを嘲笑うような、そんな表情だった。
柳川は有紀寧から視線を外し、リサを睨みつけた。
それから、どうしても聞かねばならない事を口にした。
昨夜交わした約束、その顛末だけは確認しておきたかった。
「リサ、貴様――美坂はどうした」
その一言に、リサの顔が引き攣った。
柳川は決して触れてはならない事に、触れてしまったのだ。
リサから放たれる殺気が膨れ上がり、強大な重圧が辺りに充満する。
異能の力を持たぬ人間とはとても思えぬ威圧感だった。

「――殺したわ」
リサは冷たい瞳で柳川を見つめたまま、約束の破棄を告げた。
「……リサァァァアアアッ!」
殺気を抑えていた柳川の、堪忍袋の緒がとうとう千切れ飛んだ。それと同時に柳川のイングラムM10が火を噴く。
リサと有紀寧はサッと民家の中に駆け込み、銃弾の雨から身を躱していた。
「…………ッ!」
柳川は後を追おうとしたが、すぐに昂ぶった感情を抑え込んで、冷静に現状を分析した。
リサ達が家の中に逃げ込んだのは一時的なものに違いない。必ず、再び攻撃を仕掛けてくる筈だ。
戦力的には、万全の状態なら五分以上に戦えるだろう。
何しろこっちは四人いるのだ。
しかし先の奇襲で佐祐理は怪我をしてしまっているし、留美も冬弥も完全に浮き足立ってしまっている。
ここで決戦を行えば、結末は想像に難しくない。
一人、また一人と倒され、最終的に全滅は免れないだろう。
だから、柳川は決断を下した。
「――リサが裏切るとは、完全に計算違いだ。ここは俺が食い止める、お前達は先に逃げて教会へ行け」
「な――何を言ってるの!?一人でどうにか出来る訳無いじゃないっ!」
留美が驚きの声を上げる。それも当たり前の事だった。
柳川は「自殺する」とほぼ同じ意味に聞こえる言葉を口にしたのだから。
柳川は素早く走り、留美の鞄を一つ奪い取ると、リサ達が隠れている民家に向かってゆっくりと歩き始めた。
「待ってください!柳川さんまで死んでしまったら、佐祐理は……佐祐理は……ッ!」
必死に訴えかける佐祐理。だが――柳川は振り向かない。
はっきりとした足取りで、歩みを進めてゆく。
心配には及ばぬと、無言のままにその大きな背中で語っていた。
もう、柳川の決意を止める事は叶うまい。
「……柳川さん」
だから佐祐理は彼を信じて、その背中に言葉を投げ掛けた。唯一つの台詞に、一番の望みを乗せて。
「どうか、ご無事で」
民家の窓が割れ、そこから神速を誇る影――リサ・ヴィクセンが飛び出してくる。
その姿を認めた柳川は、一切の雑念を捨て去って疾走した。
佐祐理達も、柳川とは反対方向に駆け出した。再び生きて逢える事を信じて――

     *     *     *

集落の中を駆ける二つの疾風。
敵の――リサ・ヴィクセンの照準を定めさせぬよう、柳川は小刻みに左右へ跳ねる。
リサの攻撃は正確なだけではない。
こちらの動きを先読みして、上手く進路を塞ぐように弾を置いてくる。
柳川は常人ではあり得ない速さで不規則に跳躍を続けているが、それでも紙一重で命を繋いでいる、といった状態だ。
想像を遥かに越えるリサの実力。
身体能力だけで見れば柳川に分があるかも知れない。
しかし機関銃の扱いに関しては、はっきり言って格が違う。
佐祐理達を逃がした判断は正解だった。
混乱している彼女達がリサの標的にされた場合、ものの数秒で殺されてしまうだろう。
数箇所を切り裂かれたカッターシャツの有様が、柳川の回避に全く余裕が無い事を雄弁に物語っている。
それとは対照的に、リサは余裕を持って柳川の放つ銃弾を躱していた。
それも、当然の結果だった。柳川は弥生達と一戦交えた後、そのままリサとの戦いを始めている。
つまり柳川は一時間近くも碌に休憩を取らずに、戦い続けている事になるのだ。
技術面でも体力面でも劣っているこの状況では、いかな柳川といえど厳しい戦いになるのは疑いようが無い。
「くっ……」
足に力を入れて飛び跳ねる度に、筋肉が悲鳴を上げる、細胞が酸素不足を訴える。
それでも呼吸だけは決して乱さぬよう耐えた。少しでも動きが遅くなれば、その瞬間に殺される。
地を蹴り、信じられないスピードで柳川が宙を舞う。
一瞬遅れて、先程柳川がいた空間に鉛球が飛び交っていた。
着地と同時、横へ体を流したそのままの勢いで、イングラムM10の引き金を思い切り絞る。
それと同時にリサが上体を沈め、放たれた銃弾の斜線から身を躱す。
柳川はイングラムM10からマガジンを落とし、鞄から予備マガジンを取り出しすと、素早く銃弾を装填した。
間髪入れずに、リサが身を起こした。
M4カービンにマガジンを詰めながら、見とれるような動きで間合いを詰める。
柳川がまた数発撃った。リサは横へ飛び退く事で、連射された銃弾を捌いてゆく。
返す一撃は疾く正確に。柳川が再度攻撃をするのを待たずに、リサのM4カービンが火を噴いた。
咄嗟に身を捻った柳川の眼前を掠めながら、凶弾は後方にある木の幹に致命的な損傷を与える。

「狙いが甘過ぎるわね。機関銃の扱いは苦手なのかしら?」
「……チッ」
構えを崩さず、地獄から聞こえてくるような声で話すリサ。その瞳に表情は無い。
今のリサはエージェントというより寧ろ、標的の命を例外無く奪い尽くす冷徹なハンターのようであった。
二人は再度、それぞれの武器を縦横無尽に操り、周囲一体に破壊の嵐を巻き起こしてゆく。
柳川が生まれついての狩猟者なら、リサは後天的な狩猟者。
二人の狩猟者の戦いは苛烈を極めていた。
真っ当な判断力がある者なら――否、理性を失っている者ですら、本能だけでこの場に漂う絶望的な死の臭いを嗅ぎ取る事が出来るだろう。
「――ッ!」
柳川は、左腕の表面に灼けるような熱い感触を覚えた。
微細な怪我とは言え、リサの放った銃弾が初めて柳川に損傷を与えていた。
リサの攻撃は一切のミスを犯さぬ精密機械のようであったが、本当に機械ならどれだけ楽だっただろう。
決まった行動パターンしか取らぬ機械の攻撃ならば、予測は容易である。それがどれだけ正確なものであろうと、だ。
しかし機械と違い、人間は学習する。
銃撃戦を続けるに連れ、リサの狙いは獲物の動きとの誤差を修正していっている。
「っ――」
遂に体力が底をついたのか、身を低くし口元を歪める柳川。そこへ、待ってましたと言わんばかりにリサがM4カービンを撃ち込む。
柳川は無理な体勢ながらも、強引に横へステップを踏んで、次々と迫り来る死から身を躱す。
それは一時凌ぎにしか過ぎぬ行為だ。満足に予備動作を取れなかった為、柳川は更にバランスを崩す。
その、柳川がようやく見せた隙を、地獄の雌狐が見逃す道理は存在し得ない。
これはこの戦いの均衡が初めて完全に破れた瞬間であり、同時に決着を着ける為のこれ以上無い好機でもあるのだ。
「シューーーーーーッ!!」
リサが攣り切れんばかりにトリガーを引き絞る。
柳川の体勢では横に避ける事も上に跳ぶ事も叶わない。
M4カービンは一点集中の連射を放ち、それは仮に相手が防弾チョッキを着ていようとも、殺傷せしめるものだった。

「!?」
しかし――宙に舞っているのは薄汚れた鞄だけだった。
リサが撃ち抜いたのは柳川の鞄のみ。
柳川は敢えて隙を作り、リサの攻撃ポイントを絞り――鞄を放り投げ、自身は地面に滑り込む事で命を繋いだのだ。
地面に滑り込むという事は、次の動作が致命的に遅れるという事。
しかし、問題無い。
その直後、眩い閃光と不快且つ膨大な騒音が周囲一体に広がったのだから。
それは柳川の――元は留美の所有物だった鞄に入っている、スタングレネードが撃ち抜かれた事で巻き起こったものだった。
「――Shit!」
視界を奪われたリサは、上体を沈め、弾丸の如き勢いで大地を疾走した。
すぐに移動しなければ、狙い撃ちにされるに違いないと思ったからだ。
逆に言えば、目が見えなくとも足を止めなければそうそう撃ち抜かれる事は無い。
それが数多の死地を潜り抜けた、リサの判断だった。
だが柳川は素早く身を起こすと、もうリサとの勝負には固執せずに踵を返して駆け出した。
ここは逃げ切る事が最優先、欲を出すべきでは無い。逃走経路は既に、大体の目星をつけてある。
柳川はそのまま走り続け、あっという間にリサを遥か遠くへ引き離していた。
そう、既に消耗している状態ではリサ相手に勝ち目など無い事は、柳川自身にも分かっていた。
そのまま戦えば敗れると分かっていながらもなお踏み留まったのは、ただの時間稼ぎに過ぎない。
今は極力自分達の被害を抑えて逃げ延びる事が、何よりも重要だった。
リサのような純粋な強さによる脅威では無く、策略を用いて状況を悪化させていく宮沢有紀寧は、主催者を除けば最も厄介な敵だ。
有紀寧には恨みもあるし、ここで何としてでも仕留めておきたかった。
しかしリサが有紀寧と組んでしまった所為で、状況は一変した。
柳川の知る限り、リサ・ヴィクセンを打倒しうる者は自分を置いて他にいない。
リサは、柳川自らの手で倒す必要性がある。だからこそ、ここでやられる訳にはいかない。
先手を取られ味方が混乱している状態で無理をするより、十分な勝算を持って再戦すべきだ。
圧倒的な力と、極悪非道な策略を兼ね備えた二人の悪魔達。
放置しておけば、柏木耕一の時を上回る惨劇を引き起こすのは確実だろう。
この島の中でまだ生き残っている善良な人間達の為にも、絶対に倒さなければならない。

(く……あの女、とうとう現れなかったな……)
戦場を離れた柳川は、激しい焦燥感に襲われていた。
佐祐理達が逃げ切るのに十分な時間は稼いだ。合流場所も指定してあるし、異変が起こらなければリサ達より柳川の方が先に、佐祐理達と再会出来る筈だ。
教会にいる仲間達とも力を合わせれば、数の面で圧倒的に有利になる。
だがそれでも、嫌な予感を拭い切れなかった。
宮沢有紀寧が一度も攻撃を仕掛けてこなかったからだ。
姿を消していた有紀寧がどう行動していたか?決まっている、佐祐理達を襲撃しに行ったのだろう。
それに、教会にいる味方達が何者かに襲撃を受けぬとも限らない。
何しろこの島は、殺戮が日常茶飯事であるのだから。
教会に辿り着いた時、仲間達が全員無事である保障など、何処にも存在しなかった。


――柳川が走り去った後の戦場。
「――――やはり一筋縄ではいかないようね……」
距離があった事もあり、聴覚までは奪われずに済んだ。
柳川が逃げるのは足音で辛うじて分かったが、リサは追い掛ようとはしなかった。
目の機能が回復するのを待たず追撃に移れば、そこを狙われるに違いない。
だからリサは危険な博打を避けて、柳川を放置し、自身の身体の回復を待ちながら思考を纏めていた。
柳川祐也の戦闘能力は、一般人の域に収まる物では無い。
戦闘のプロ、それも超一流の軍人と肩を並べうるだけの潜在能力を秘めている。
まだまだ荒削りではあるが――最大の障害となるのは間違いない。
先の一戦で、リサはそれを確信していた。
こうなった以上は宮沢有紀寧の存在が有り難かった。
一人で柳川と他の参加者達を同時に相手するのは流石に無理がある。
まだ視界が完全に回復していないので、少し歩いて民家の影に腰を落とし、安全を確保しつつ身を休める。
「柳川……次に出会った時こそ、貴方を抹殺するわ」

     *     *     *

「こっちだ、急げっ!」
柳川と別れた佐祐理達は、冬弥を先頭として民家の密集地帯を移動していた。
いち早くリサの射程から逃れるには、遮蔽物を利用する必要があったからだ。
リサ達が隠れていた民家を迂回するように、大回りで激戦地帯を離れようとする。
(ちくしょう……由綺を殺した奴に助けられるなんて……。留美ちゃんを守るって決めたのに、逃げるしかないなんて……ッ!)
冬弥は心中穏やかでは無かった。銃を持っていない冬弥では、柳川を手伝おうとしても逆に邪魔になるだけだ。
留美を守ると宣言したにも関わらず、今の彼には逃げる事しか出来ない。由綺の仇に戦いを任せるしかないのだ。
だからせめて、一番危険の高い先頭を走る役目を買って出た。少しでも、留美の力になる為に。

「柳川さん……」
佐祐理は柳川の安否を心配して、今も大きく表情を曇らせている。そんな佐祐理の肩を、留美がぽんぽんと叩いた。
「きっと大丈夫よ。あの人なら殺したって生き返りそうだしね」
留美の言う通り――今は信じるしか無い。柳川はどんな状況であろうとも打開してきた。
それはこの島で柳川と長い間行動を共にした、佐祐理が一番知っている。ならば、ここは生き延びる事に集中すべきだ。
度々聞こえてくる銃声。柳川は佐祐理達を逃がす為に、今も決死の戦いを行っているだろう。
それを無駄にしてはいけない。佐祐理達は走る速度を一層速める。
やがて、民家の密集地帯の終わりが見えてきた。
一番前を行く冬弥が最後の民家の角を通り過ぎようとして、そして鈍い音がして、崩れ落ちた。
「ぐあぁっ……」
「ふ……藤井さんっ!?藤井さんっ!!」
弾かれるように留美が駆け寄ろうとするが、民家の角から宮沢有紀寧が現れ、腹を抑えて呻いている冬弥の後頭部にコルトバイソンを押し当てた。
有紀寧は片方の手で持っていたゴルフクラブを投げ捨てて、言った。
「折角ですから、もう少し楽しんでいかれては如何ですか?……まずは、武器を渡して貰いましょうか」
「――――ッ!!」
最悪の展開に、佐祐理と留美が絶句する。

民家の中で柳川達の様子を窺っていたリサと有紀寧は、相手が二手に分かれたのを見て自分達も同じようにする事にしたのだ。
もっとも有紀寧は正面から襲撃する気は無かったので、佐祐理達が通りそうな場所で待ち伏せをしていた。
敵が来なければ来ないで、リサには逃げ切られたと報告すれば良い。
そして思惑通りの場所を敵が通れば――今のように、圧倒的有利な状況が生まれるという訳だった。




【時間:2日目19:05】
【場所:I−7】
柳川祐也
【所持品:イングラムM10(24/30)、イングラムの予備マガジン30発×6、日本刀、支給品一式(食料と水残り2/3)×1、青い矢(麻酔薬)】
【状態:左肩と脇腹の治療は完了したが治りきってはいない、肩から胸にかけて浅い切り傷(治療済み)、左腕軽傷、中度の疲労】
【目的:佐祐理達との合流、まずは教会へ移動。有紀寧とリサの打倒】
リサ=ヴィクセン
【所持品:鉄芯入りウッドトンファー、支給品一式×2、M4カービン(残弾15、予備マガジン×3)、携帯電話(GPS付き)、ツールセット】
【状態:マーダー、視力の回復を待って有紀寧と合流、目標は優勝して願いを叶える。有紀寧を警戒、軽度の疲労】


【時間:2日目18:35】
【場所:I−7】
倉田佐祐理
【所持品1:支給品一式×3(内一つの食料と水残り2/3)、救急箱、吹き矢セット(青×3:麻酔薬、赤×3:効能不明、黄×3:効能不明)】
【所持品2:二連式デリンジャー(残弾0発)、投げナイフ(残り2本)、レジャーシート】
【状態:驚愕、左肩重症(腕は上がらない)、まずは教会へ移動】
七瀬留美
【所持品1:S&W M1076 残弾数(7/7)予備マガジン(7発入り×3)、日本刀、あかりのヘアバンド、青い矢(麻酔薬)】
【所持品2:何かの充電機、ノートパソコン、支給品一式(2人分、そのうち一つの食料と水残り2/3)】
【状態:驚愕、千鶴と出会えたら可能ならば説得する、人を殺す気、ゲームに乗る気は皆無、まずは教会へ移動】
藤井冬弥
【所持品:暗殺用十徳ナイフ・消防斧】
【状態:腹部に重度の打撲、右腕・右肩負傷(簡単な応急処置)、目的は留美を守る事、まずは教会へ移動、有紀寧に銃を突き付けられている】

宮沢有紀寧
【所持品@:コルトバイソン(4/6)、参加者の写真つきデータファイル(内容は名前と顔写真のみ)、スイッチ(2/6)】
【所持品A:ノートパソコン、包丁、支給品一式】
【状態:前腕軽傷(治療済み)、マーダー、自分の安全が最優先だが当分はリサの援護も行う、リサを警戒、冬弥に銃を突き付けている】

【備考】
・リサと柳川が戦っていた場所の近辺にFN P90(残弾数0/50)、包丁が落ちています。
・柳川・佐祐理・留美・冬弥は戦闘に集中していた為、第三回放送の内容を聞き逃しています
・有紀寧の近くにゴルフクラブが落ちています
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