深夜の奇襲4




「動かないで」

告げられた言葉に、逃げ場のないことを思い知らされる。
構えたマグナムの引き金を引くのと、自分の首にあてがわれた日本刀が振り払われることのどちらが速いか。
いや、速さだけならばほぼ同時かもしれない。しかしそれでは意味がない。
自分が命を落としてしまっては、本当に意味がない。

「・・・・・・降参よ」

だから、柚原春夏は静かにマグナムを放ると共に両手を万歳の体勢に持っていき、そう宣言したのであった。





「耕一、大丈夫?」

俯いたまま大人しくしている春夏のその向こう、仲間の一人に問いかける。

「ああ、マジ助かった」

柏木耕一の答えを聞き、彼の窮地に間に合うことができたということを実感できた川澄舞は、ほっと一つだけ息を吐くのだった。
鼓動の高鳴りはまだ続いている、表には出さないが本気で走り続けてきたので体力自体はかなり消耗している。
そんな彼女の元へ、春夏の剥き出しであった敵意に抑制がかかったことにより身動きをとることができるようになった耕一はすかさず回りこんできた。

「長岡さんと吉岡さんは・・・・・・」

一緒に逃げたはずの二人が見当たらないことからだろう、不安そうに聞いてくる。
長岡志保の知り合いでもある保科智子等と合流した旨を伝えると、彼もやっと安心したような笑みを浮かべた。

・・・・・・短時間とはいえ、足止め役として場に残らせてしまった耕一の疲れは目に見えている。
早く彼を休ませるためにも、吉岡チエ等の下に戻らなければ。
しかし、そのためには春夏を何とかしなければいけない。

「・・・・・・」

すっかり大人しくなってしまった来襲者の背中を見やる、敵意はもう感じない。
どうしたものか。このまま首を撥ねることも可能だが、そのような行動を取る気は舞自身全くなかった。

そう、刀を構え続ける舞の脳裏に思い浮かぶのは、誰よりも大切な存在である倉田佐祐理の笑顔であり。
舞の中では彼女が悲しむような選択は消去されていた、それに敵意のある殺戮者ならまだしもこうして敗北を認めている様を見せつけられてしまっては手を出しづらいというのもある。

しかし、それでは埒が明かない。
殺さず野放しにした所で、また人を襲うかは分からない。
また、それではこのゲームに乗ってしまった人間を説得し更正出来るのかと言うと、口下手な自分では正直自信はもてない。
無言で舞が悩んでいる時だった。

「よくも・・・・・・住井君をやってくれたな」

いつの間にか来襲者が手放したマグナムを拾い上げた耕一が、彼女に向けてそれを構えていた。
反抗の兆しはない。静かに瞼を閉じた来襲者は、ただ最期の時を待っているようで。
怒りの形相でマグナムを構える耕一に、舞のような戸惑いの色は一切ない。
いつでも彼は、その引き金を簡単に引くことができたであろう。

「・・・・・・耕一」

声をかける。反応はない。

「耕一」

もう一度、声をかける。顔だけこちらを向けた彼の瞳には、絶対零度の冷ややかさが秘められていた。
彼がこのような残忍な表情を持つとは意外であったが、特に驚いた様子もなく舞は黙ってそれを見つめ返す。
耕一が口を開くことはない、舞の言葉を待っているのだろう。
しかし、話しかけたものの何と言えばいいのか。そもそも、この声かけには何の意味があるのだろう。
少しまた悩んだが、そうやって考えれば自然と台詞は口をついた。

「殺すの?」

ぽそりと何気ない調子で放たれたそれに対し、厳しい表情の耕一はますますそれを歪めながらも一応は問いに答えてくる。

「当たり前だ、こいつは俺達をめちゃめちゃにした。こんな・・・・・・こんなゲームに乗った人殺しは、人間の屑だ!」
「だから、耕一も殺すの?」
「・・・・・・何が言いたい」

もはや、修羅と呼んでもいいほどの迫力。しかし舞がそれに屈することはなかった。
普段通りのまま表に感情を出すことなく佇んでいる、あくまで冷静に事を進めようとしているのであろう。

そう、目の前の彼からは先ほどまでの疲労の色が一切消えてしまっていた。
怒りの方が上回っているのだろう、理性的に物事を考えようとしないのもそのせいかもしれない。

「何が言いたいんだって、聞いてんだよっ」

怒声を浴びせられても尚、舞は動じない。それが余計に耕一を苛立たせているのかもしれないが、舞に伝わるはずもなく。





そんな、気がついたら二人だけのやり取りを。舞と耕一は、していた。
春夏はそれに対し、ずっと耳をすませ続けていた。
耕一がマグナムを拾い上げた瞬間、もう自分の命は終わったものだと彼女も半分諦めていた。
しかし予想外、まさか乱入してきた少女の方が彼を止めるなんて。
二人の雲行きは怪しい、このままいけば仲間割れになるかもしれない。

・・・・・・春夏は待った、上手くいけば逃げおおせることも可能かもしれない。
銃口が逸れてさえくれば、相手も拳銃に対してはそこまで正確な射撃が出来ないことが先の撃ち合いで分かっている。
それまでは抵抗せず、どうなるか場を見極めることに対し注意を向け続けていた。

「川澄さん! 何で分かってくれないんだよ!!」

男が叫ぶ。正直この状況を自分が男の立場になった場合でも、春夏は同じような行動をとったであろうとふと考えた。
そう、もし目の前でこのみが殺されてしまったとしたら。殺害した参加者には必ず自ら手をかけ復讐を行うであろう。
だからこその憤り、ここでは「人を殺してはいけない」というモラルが上回る人間は厄介な存在になる。

(・・・・・・ふふっ、しっかり殺人鬼色に染まってきちゃったわね)

思わず自嘲、それは悲しい笑みだった。
しかし、今こそチャンスでもある。
男の矛先は自分には全く向いていない、春夏はしっかりと肩にかけたデイバックを握り締め走り出す準備をした。
そして、ついに男の銃口の角度がぶれだしたその時。

春夏は脱兎のごとく、駆け出した。







「なっ?!」

舞も、耕一も唖然となってその背中を見送るしかない。

「待てっ!」

叫ぶ耕一、手にしたマグナムで無茶苦茶に発砲を繰り返すものの手ごたえは全く感じられないようだ。
連射したことによる痺れが利き腕を支配し始めるが、耕一は止めることなく引き金を引き続けた。
そして、カチッカチッと弾切れの合図が出たところで。ゆっくりと、マグナムを降ろすのだった。

「耕一・・・・・・」

舞が呟くように声をかける。しかし耕一はそれを無視して、呆然と春夏の去っていった方向を見つめるばかりで。

「何でだよ・・・・・・」

渇いた声。こちらに振り返ることなく、耕一は吐き捨てるように言葉を紡ぐ。

「何でだよっ、何で止めたんだ!! あいつは住井君を殺ったんだぞ、俺達をめちゃくちゃにしたんだぞっ?!」
「耕一、落ち着いて」
「落ち着いてられるかよ、これが! なんつーことしてくれたんだ・・・・・・」
「耕一」

舞の言葉はあくまで平坦であった、そこに焦りと言ったものは全く見え隠れしない。
耕一だけが叫んでいた、耕一だけが感情を高ぶらせていた。これでは先ほどと同じである。

彼にとってそれすらも怒りの対象となっているという事実に、舞は気づいていないのであろう。
彼女は焦った面を覗かせることもなく、淡々と耕一に問いかけた。

「耕一は、そんな簡単に人を殺そうと思うの?」
「そういうんじゃない、そういうんじゃないんだよ! 俺はただ、住井君の敵を・・・・・・」
「本当に?」
「当たり前だろう!!」
「今の耕一は、ストレート過ぎる。周りが見えていない。敵とかじゃない、あの人を殺すことを目的にしていた気がする」
「何だよ、それ・・・・・・」

言い返してはいるが、耕一の語気は明らかに弱弱しくなっている。そこを舞は見逃さなかった。

「私は違う。絶対、そんなことはしない」
「・・・・・・どういう、ことだよ」
「悲しませるようなことは、しない」
「何がだよ! あいつの家族や、友達が泣くからとかそういう理由なのか?! そんなの・・・・・・」
「佐祐理が悲しむから。だから殺さない」

きっぱりと、言い放たれたその二言。
佐祐理。倉田、佐祐理。耕一の頭の中でリフレインするその固有名詞は、知り合った頃に舞の口から聞いた覚えがあるものだった。

「祐一も、きっと悲しむ。私は魔物を討つ者だ、そのためにずっと剣を振るってはいた。でも、人を殺めるのとそれは、違う」

口数の少ない彼女が、嫌に流暢に話す様を。耕一は、じっと見つめていた。
そして、そんな舞の言葉を噛み砕きながらゆっくりと瞼を閉じ。
冷静に、彼女の言い分を考察しようとする。

「・・・・・・死ぬんだぞ」

ぼそりと。
脅すかのような低い声色、意識した物ではなくそれは自然と漏れたものだった。
短い髪をクシャッと掻き分け、目を逸らしながら耕一は抗議する。

「相手が殺る気ならこっちだって殺らないと・・・・・・死んだら、お終いなんだぞ」
「そうならないために、私も努力する。守ってみせる」
「誰をだよ、この島にいる全員をか?! 馬鹿げてる」
「・・・・・・」
「だから、殺さないのか?」

誰も殺さないなんていう甘い考えで、生き残ろうなんてどうかしている。あまりにも、非現実的だとしか思えなかった。
徹底した綺麗な理想を貫こうとでもしているようにしか見えない、それが「倉田佐祐理」が悲しむからという理由だけ成り立つなんて。
耕一には、理解できなかった。

その、次の一言までは。

「耕一は、誰も悲しまない?」

真っ直ぐな瞳に射られる、純粋な疑問であろう。
しかし、それが決定打でもある。

そうだ、もし自分が人殺しになったとしたら。
千鶴は、梓は、初音は・・・・・・亡くなってしまった、楓は。彼女達は、一体どのように思うだろうか。
軽蔑するだろうか、仕方ないと許してくれるか・・・・・・それとも。

『お兄ちゃん・・・・・・』

その中でも一番明確なヴィジョンが作られたのは、末っ子でもある初音だった。
半分泣いたような顔で、胸の前で手を組みながらもきっと彼女はこう呟く。
仕方ないよね、と。つらそうに、まるで自分のことのかのように、きっと彼女は―――――――。

ああ、と。それでやっと耕一は、頑なな態度を取り続ける舞の気持ちが、分かったような気がした。

「耕一の家族は、耕一が人を殺して・・・・・・本当に、悲しまない?」

ダメ押しでもう一度問われる、答えることなんて出来やしない。
だから耕一はそれに返すことなく、違う問いを口にした。

「川澄さんは、その・・・・・・佐祐理って子達が嫌がるから、誰も殺さないっていうのか?」
「違う。嫌がるからじゃない、悲しむから」
「じゃあ、川澄さん自身はどうなんだ? 目の前で佐祐理って子が殺されたら、どう・・・・・・」

言葉は、続かなかった。
舞の表情は変わらない、先ほどの彼女のまま。
しかしその瞳の湛える意志の強さはますます増しているかのようだった、舞はそのまましっかりと耕一を見据え続ける。
だが耕一もここで引こうとはしない、途切れた啖呵の続きは口にせず問いの意味を投げかけた。

「人を手にかけないていうことに対し、川澄さん自身の意志があるのかないのか。それがちょっと気になったんだ」
「これは私の意志、これが私の意志。例外はない」

即答、そこに揺らぎはない。
何てしっかりとした子なんだと、何てはっきりとした自我を持っている子なんだと。驚愕が胸を包むと同時にやっと川澄舞という人物が理解できたような。
そんな風に、耕一が思った矢先だった。目の前の彼女の頭が、いきなり項垂れたのは。

「ただ、前の私だったら迷わず斬っていたかもしれない、でも私は変わったから。
 変われたから。佐祐理と、祐一と出会えたことで」
「・・・・・・そうか」
「だから、人を殺そうなんて思わない。復讐もしない、それを佐祐理が望むとは思えないから」

どうしてだろうか。先ほどまでと一転して、今度は随分と小さな少女に見えてきた気がする。
ある種の儚すら感じた、そして考えた。
この答えに辿り着いた彼女の聡明さと、その裏に存在にするであろう不安を。
彼女の強みは「倉田佐祐理」、そして「相沢祐一」の存在というバランスでしか成り立っていない。

そしてその心の支えは、今彼女の傍にはいない。

「・・・・・・耕一?」

気がついたら目の前の細い体を両腕で包んでいた、細く華奢なそれは簡単にすっぽりと収まることになる。
特に抵抗されることもなかったので、耕一は力を加減しながらもぎゅっとそのまま舞を抱き込んだ。
腕の中の舞は、特に何も何も口にしなかった。ただその暖かな温度だけが彼女を抱いている証のようにも思える。
しかし、ここまで反応がないというのも困ったことで。
もしかしたら突然のことに怒っているのだろうか、不安に感じた耕一は躊躇いながらも口を開く。

「ごめん、嫌だった?」
「ぽんぽこたぬきさん」
「え?」
「・・・・・・別に。ただ、どうしてって思った」

ぐっと少しだけ胸板を手で押し返される、密着していた頬を剥がし耕一の目線に合わせて舞は静かに問いかけた。
耕一はというとその純粋な視線に照れを覚えながらも、感じたことに対し素直に答えようとする。

「何か、泣きそうに見えたんだ。川澄さんが」
「・・・・・・」
「勘違いかもしんないけどさ、その。確かに川澄さんの決意の強さは分かった、でも・・・・・・何ていうか、強がりだってあるような気がして」
「・・・・・・」
「余計なお節介かもしれないけど、あんまり一人で背負い込もうとしなくてもいいからさ・・・・・・ほら、俺達だって仲間なんだから。
 君の大事な友人ほどにはなれないかもしれないけど、頼ってくれればって。思ったんだ」
「・・・・・・はちみつくまさん」

ぎゅっと、胸の辺りのシャツが引っ張られる感覚を得る。
見下すと舞が両の手でそれを握り締めていた、そしてぽふっと先ほどのように頬をくっつけてくる。
ああ、甘えているのだと。少女のリアクションの意味が分かると同時に、そこに愛しさが生まれだす。
さらさらとした黒髪に指を通すと、舞は気持ち良さそうに目を細めた。
それを何度も繰り返す、艶のある彼女の髪を触るのは耕一自身も楽しかった。

しばらくの時間が過ぎた所で、また胸を押し返される。
ゆっくりと拘束を解くと、そこには口元を少し緩ませた優しい表情の舞がいて。

「私は、誰かを守るためにこの剣を振るう。チエも、志保も・・・・・・耕一も」

それは宣言だった。多分抱きすくめられた際に落としたのだろう、日本刀を拾い上げながら舞は言う。

「誰かを傷つけるために私はいるわけじゃない、耕一だってそう。守るために、戦う」
「そうだね、そして俺達の大事な人のためにも」

こくり。

「誰も殺さないで、事を進めるんだ」

耕一が言い終わる前に、舞は既に頷いていた。

その澄んだ瞳にじっと見つめられるだけで、耕一はまるで心が浄化されるような感覚を得た。
そして、今更になって思う。ああ、自分は彼女の虜になりかけていると。

「行こう、耕一。よっち達が待ってる」

多分舞は気づいていないだろう、一途だからこそ今は目の前の「守るべき対象」しか目に入っていないはず。
それも彼女の魅力だと思った、だから耕一は黙って頷き同意を表したのだった。




舞はすぐにでもチエ等のもとへ駆け出す気であっただろう、しかしそこは謝り耕一は先の戦闘にて手放したトカレフを探しだす。
一応弾も一発だけだが残っているはずだったので、ここで手放すには少々惜しいからだ。
感情が高ぶっている際に乱射したマグナムにはもう残弾はない、切り札としてトカレフは手放せない存在になるであろう。
落とした場所はすぐそこであったのでそれ自体は簡単に見つけ出せた、手に取り確認するものの異常は見られない。

「ああ、そういえば」
「?」

これで思い出したと言ったら失礼かもしれないが、トカレフを預けていった少女のことが頭を過ぎる。

「友達には無事会えた?」

舞に絶対会わなければと意気込んでいたあの少女のこと、身体的特徴から見て舞から聞いていた「倉田佐祐理」でないことだけは理解できる。
名前は聞かなかった、制服は・・・・・・見覚えはあったがよく思い出せない。
何しろ辺りが薄暗いということにも拍車がかかっていて、耕一の中でもあの少女のことはかなりおぼろげな記憶としてでしかなかった。

「髪の長い、すらっとしたスタイルのいい子。君を探しに追って行ったんだよ」
「・・・・・・?」
「え、会わなかったかな」
「誰?」
「ああ、名前は聞かなかったんだけど。川澄さんの名前知ってたから・・・・・・友達じゃなかった?」

首を傾げる舞、訝しげなその視線に耕一の胸中を嫌な予感が埋めていく。

「そういう知り合いはいない・・・・・・どういうこと?」

固まる空気。
耕一の表情に、焦りの色が浮かびだす。
舞は続けて言った、このゲームに参加している知り合いは「倉田佐祐理」と「相沢祐一」のみだと。

「ここに来てからもよっちや耕一達としか面識はない、他の人間には会っていない」

では、あの少女は一体何者なのか。
何が目的で舞を探していたのか。

「・・・・・・耕一、その人はどっちに行った」
「ああ、うん。川澄さん達が逃げてった方向だけど」
「・・・・・・」
「えっと・・・・・・」
「行こう、耕一」
「え、ちょ、ちょっと?!」

背中を向け、耕一の言葉を待つことなく舞はいきなり走りだす。
生み出たのは小さな不安、後ろを顧みず舞は再び足を動かし続けるのだった。




柚原春夏
【時間:2日目午前4時】
【場所:F−5南部・神塚山】
【所持品:要塞開錠用IDカード/武器庫用鍵/要塞見取り図/支給品一式】
【武器(装備):防弾アーマー】
【武器(バッグ内):おたま/デザートイーグル/レミントンの予備弾×20/34徳ナイフ(スイス製)マグナム&デザートイーグルの予備弾】
【状態:このみのためにゲームに乗る】
【残り時間/殺害数:9時間19分/4人(残り6人)】

柏木耕一
【時間:2日目午前4時】
【場所:F−5南部・神塚山】
【所持品:トカレフ(TT30)銃弾数(1/8)・500S&Wマグナム(残弾数0)・大きなハンマー・他支給品一式(水補充済み)】
【状態:チエと志保の元へ、誰も殺さない、右腕軽症、柏木姉妹を探す】

川澄舞
【時間:2日目午前4時】
【場所:F−5南部・神塚山】
【所持品:日本刀・他支給品一式(水補充済み)】
【状態:チエと志保の元へ、誰も殺さない、祐一と佐祐理を探す】
【備考:髪を下ろしている】

Remington M870(残弾数1/4)は周辺に落ちている
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