姉と弟




来栖川綾香と国崎往人が居なくなった事に気付いた朝霧麻亜子は、二人を探して走り回っていた。
武装差を考えれば、あの二人の戦いは来栖川綾香が勝つだろう。
自分が綾香に勝つチャンスは、その戦いの決着が着いた瞬間しかない。
自分の謀略――綾香を修羅の道に引きずり込む目論見は、確かに成功した。
あの強力な武装、そして躊躇の無い戦い振り。間違いなく綾香は、これまでに何人も殺している。
その事は麻亜子の作戦通りなのだが――綾香は予想以上に強くなり過ぎた。
そして殺戮の道を歩み続け、一層強まってさえいる麻亜子への復讐心。
もはやあの女の存在は、ささらの生存率を大幅に引き下げる要因に他ならない。
何としてでも打ち倒さなければならない。そう、自分の撒いた種は自分で刈り取る。

そう考えながら血眼になって走り回っている時、遠くから例のマシンガンの音が聞こえてきた。
「あやりゃん……これ以上、好き勝手はさせないよっ!」
麻亜子はそれを聞き取るや否や、即座に音が聞こえてきた方向に駆け出した。





一方麻亜子が走り去った戦場では、姉と弟――血を分けた実の姉弟が対峙していた。
向坂環は気力を振り絞って立ち上がり、正面でベネリM3を握り締めている向坂雄二を見据えた。
雄二の顔には、一度戦った時と同じ――『壊れて』しまった者のみが浮かべる歪んだ笑み。
あの時雄二を放置していったのは、冷却期間が必要だと思ったからだ。
時間を置けば、きっと正気に戻ってくれると。私の弟なら、狂気に打ち勝ってくれると。そう信じていたからだ。
だが結果的に、雄二は前以上の狂気を纏って舞い戻ってきた。その事実に心が折れそうになる。
「どうしたんだよ姉貴、そんな情けねえツラしやがって。……今更臆病風に吹かれたなんて、言うなよ」
思った以上に、感情が顔に出てしまっていたらしい。呆れたように、雄二が告げる。
環もこう言われては黙ってはいられない。姉としての自覚が、自信が、今にも崩れ落ちそうな自分を何とか支えている。
「……言ってくれるじゃない。前に一度、素手の私にやられたのを、もう忘れちゃった訳?」
「――――!」
場の空気が凍る。狂気で満たされていた雄二の瞳に、どす黒い殺気が混じってゆく。
その殺気に気圧されて、環は僅かに後退してしまった。

「ああ、確かに一度俺は姉貴にやられたよ。……一度だけじゃねえな。姉貴にはずっと、何をやっても勝てなかった。
小さい頃から姉貴は完璧で、何で勝負しても俺が勝てる事なんてなかった」
雄二は、常に姉に対して心の奥で――尊敬と畏怖の念を抱いていた。壊れてしまった今ですら、それは変わらない。
恐怖を乗り越え真理に辿り着いたと自負している雄二ではあったが、姉に対しての劣等感は未だ消えていない。
「この島に連れて来られて、ゲームに乗って。俺は何でも出来る気になっていたよ。誰よりも強くなった気でいたよ。
それがいざ姉貴と戦ってみると、あのザマだ……。いつもいつも、そうだった。どんなに苦労しても、俺は姉貴に勝てないんだ」
今の雄二は、もはや狂気と、環への劣等感のみで動いていた。彼の歯車は修正不可能どころか――文字通り、『壊れて』しまっている。
その事を眼前に突きつけられた環は、ぎりっと下唇をかみ締めた。

「俺はもっと強くならなきゃなんねえんだ。この島じゃ、強けりゃ何をしても許されるんだからな。
……そうだ。強くなれば、姉貴を越えれば、今まで人を殺してきた事だって許される。
誰にも負けずに、優勝して、ゲームに巻き込まれた奴らを全員生き返らせれば、みんな俺に感謝する筈なんだ!」
包み隠す事なく、己の感情を吐露する雄二。それは自身に対しての言い訳に過ぎない。
狂気に負けて月島瑠璃子を――行動を共にしてきた仲間を、誤殺してしまった事実を認めない為の、虚しい言い逃れだ。
正常だった頃の雄二は、極悪非道な男だった訳ではない。
寧ろ人一倍友情に厚い雄二だからこそ、自分の行為を正当化しなければ生きて行けなかったのだ。

「だからこそ姉貴は、俺自身の手で殺さなくちゃいけねえんだ。姉貴は俺が神になる為の、最後の壁なんだよ!」
雄二の言葉の一つ一つが、環に教える――もはや、雄二を救う手立ては無い、と。
(ごめんタカ坊――私も、狂気に飲まれちゃわないといけないみたい)
そう、これから自分がしなければいけない事は正しく狂気の沙汰だ。
救えないのならこれ以上罪を重ねる前に、せめて、この手で殺す。それが姉としての自分の、最後の役目だ。
銃は使わない。実の弟の命を奪うのなら、そんな簡単な手段に頼ってはいけない。
環はレミントンを地面に捨てて包丁を握り、目の前の狂人を真っ直ぐに睨み付けた。
「……何が神よ。ただ現実から目を逸らして、逃げてるだけじゃない!良識も、愛情も、友情も、全部……大事な物を全部捨て去って!
ただ罪の意識から、逃げてるだけじゃないっ!」
「黙れ黙れ黙れっ!俺は正しいんだ……今度こそ姉貴を倒して!この島の神になるんだっ!!」
実の姉による糾弾は、雄二の壊れた精神を更に傷付けてゆく。
雄二が悲鳴のような絶叫を上げ、ベネリM3の銃口を環に向けた。

環はすぐに反応して横に跳躍したが――べネリM3が火を吹く事は無かった。
弾切れに気付いた雄二はちっと舌打ちし、武器を金属バットに持ち替え、環に襲い掛かった。
「つぅ……!」
環はそれをどうにか包丁で受け止めたが、傷付いた肩が衝撃で酷く痛む。
一発で打ち切りではない。二発、三発と、雄二は繰り返し金属バットを振るう。
それを防ぐ度に、環の肩から血が噴き出し、苦痛に顔が歪んでいく。
満身創痍の今の環にとって、これはとても勝ち目が薄い戦いなのだ。環は堪らず、後ろへ飛び退いた。
「逃がすかよっ!」
それを雄二が、猛然と追って来る。叫びと共に、乱暴にバットを振り下ろす――!
加速が付いたその威力は、先程の比ではない。これを受け止める事は不可能だ。
「く――!」
環はすんでの所で体を捻って回避していた。大振りした影響で、雄二の次の動作は遅れている。
その無防備な横腹を狙って包丁を振るう。だが、大幅に体力を消耗してしまっている環の攻撃は遅過ぎた。
雄二は笑みすら浮かべながら、悠々と環の斬撃から逃れていた。
慌てて環は後退し、雄二と間合いを取った。今度は雄二も、すぐに追おうとはしない。
「――何だ、その程度か姉貴?俺にとってのラスボスの癖に、あんまがっかりさせんなよな」
話す雄二の息は全く乱れていない。対する環は既に息を切らし、肩からの出血量も増してきている。
環はぎしりと、歯軋りした。

――勝てない。このままでは、無惨に殺されてしまうだけだ。
パワーもスピードも、両方の要素で、今の自分は雄二より劣っている。
肩の傷もあり、長期戦での不利は明確。戦いが長引けば長引くほど、戦力差は顕著に現れるだろう。
ならば短期決戦しかない。包丁を命中させる事さえ出来れば、今の自分でも雄二の命を奪える筈だ。
だが、どうやってそれを成し遂げる?雄二の武器は金属バットだ。
殺傷力という点でこそ、包丁には劣るが、それは一撃で致命傷にならない可能性が高いというだけの話。
勝負を決するには、十分な威力を秘めている。そしてそのリーチは、包丁の倍以上ある。
自分より優れた能力で振るわれるそれを掻い潜って、一撃を入れなければならないのだ。
単純な力押しでは無理だ。そう、相手の裏を突かなければならない。
環は極めて短時間で勝利への道を模索すべく、頭脳を総動員させた。

「来ねえのか?来ねえなら――こっちから行くぜっ!」
そう言うや否や、雄二が再びバットを振り上げて走り込んできた。
その攻撃を受け止める事は無理だろう。速度で劣る以上、ただ避けても好機は生まれない。
ならば――近接戦になど、応じない。
環は痛む左肩を酷使して、デイバックを雄二の顔面目掛けて投げつけた。
「はんっ、こんなもん効くかよ!」
雄二はバットでそれを叩き落すと、勢いを落とさずにそのまま環に向かって突進する。
環もあの程度の攻撃で、雄二が止められるとは思っていない。所詮陽動、本命の攻撃は別に考えてある。
目前に迫る雄二のバット――だが、環は、引かなかった。
「――なっ!?」
雄二が目を見開く。それも当然だろう。環は雄二の横をすり抜けるように、地面に滑り込んでいたのだから。
予想だにしなかった事態に、雄二の反応が大きく遅れる。
環は体が地に着くのを待たずに、雄二の背中を狙って包丁を投げつけた。
振り返った雄二の瞳に、鋭利な包丁の刃先が映る。バットでの防御は、もう間に合わない。

――負ける?また負けるのか、俺は?何をやっても姉貴には、勝てないのか?
「くそ……負けてたまるかよぉぉぉぉぉっ!」
雄二は絶叫しながら、左手で包丁を受け止めた。腕に激痛が走り、鮮血が噴き出す。
それでも負けるくらいなら腕を失った方がマシだ。今の自分にとって、環への敗北以上に怖い事などない。
これで相手は手詰まり。武器を失い、体力ももう限界だろう。片腕が使えなくなった自分でも、勝てるんだ!
雄二はそう考えながら環の姿を探し――そして、声を掛けられた。
「雄二」
「――え?」
環が姿勢を低くして、雄二の足元にまで迫っていた。とても怪我人とは思えない動きだった。
そして環の手に、さっき自分が弾いた筈の包丁が握られていた。
それはすぐ近くに倒れている長瀬祐介の武器だったのだが、雄二にその事は知る由も無い。
――勝負あった。
立て続けに裏をかかれ傷を負った雄二に、環の攻撃を防ぐ術は無い。
「うわ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
雄二は苦し紛れに金属バットを振り下ろしたが、あまりにも遅すぎる。
環の包丁は確実に雄二の体を切り裂き、その命を奪うだろう。






――雄二は見た。
環の手にした包丁は正確に雄二の胸を貫こうとし――そしてその寸前で、動きを止めたのだ。
包丁が雄二の体を捉える事は無くて。雄二の手に確かな手応えが伝わり。環は右肩を強打され、地面に力なく倒れこんだ。
仰向けに倒れている環の目に以前のような殺気は無く、それどころか涙すら溢れている。
雄二の脳裏に浮かぶのは、勝利の喜びではなく、疑問のみだった。
「あ、姉貴――?」
理解出来なかった。何故あのまま包丁を振り切らなかったのか。そうすれば負けていたのは自分だった。
環は自分を殺せた筈だ。確実に殺せた筈なのに――
「な、何でだよ姉貴っ!どうして俺を刺さなかったんだよっ!」
「……ただ思っただけよ。このまま包丁を振り切れば雄二は死んでしまう、って。そして――そんなの嫌だ、って」
「――は?」
「私はね、あんたを弟として、愛してるわ――。だから、覚悟を決めたつもりでも、あんたを殺す事なんて出来なかった。それだけの話よ……」
環は、とても落ち着いた声でそう口にしていた。それは雄二にとっても大事な存在だった、向坂環の姿だ。
乱暴で、我侭で、容赦が無くて――でも、本当はとても優しかった、自慢の姉の姿だ。
「あんたの勝ちよ……私を殺しなさい。あんたを説得するのが無理だって事は分かったわ。
それでも雄二は私の大事な弟だから……絶対に、生き延びなさい」
もう堪える事など出来ない。環は涙を流しながら、姉として、弟に向けて語りかける。
雄二はその姿を見て、自分の胸に何か熱いモノがこみ上げるのを感じた。そう、失いかけていた感情だ。

だが、それを認める訳にはいかない。それを認めたらもう人を殺せなくなってしまう。
だったら今までの自分の行動は何だったのだ?人を殺し、少女を強姦し、挙句の果てには実の姉にまで手を上げて。
それらの行為が全て間違いだったとすれば、自分はもう取り返しのつかない罪を犯し過ぎている。
今更正気に戻る事など許されない。狂気に身を任せ、ゲームに優勝するしか道は残されていない。





「わあああああああああああああああああっっ!」
錯乱した雄二は環の頭部に向けて、咆哮と共にバットを振り下ろそうとした。迫る死を、環は目を閉じずに眺め続けた。
少しでも長い間、弟の姿を見ていたかったから。
だが――銃声が聞こえた。既に何度も銃声は聞いていたが、今回のは一際大きく感じられた。
そして雄二の右腕が、弾け跳び、血飛沫が環の顔に降りかかった。
「ぐあぁぁぁっ!」
雄二は肘から先が消滅した腕を押さえて、うずくまった。
「――掠らせるだけのつもりだったんだが……。使った事が無いだけあって、このタイプの銃は扱いが難しいな」
声が聞こえ、雄二が顔を後ろへ振り向けた。その視線を環も追い掛け――

爆発の影響で、まるで空爆が行なわれた後のような荒廃した地に、長身の男が立っていた。
眼鏡をかけ、カッターシャツを着込んだ、一見真面目そうに見える格好。
それとは逆に、とても鋭い――ぎらぎらとした猛獣のような目。
その男は、柳川祐也と呼ばれている男だった。爆発音を聞きつけた彼は、一目散に駆けつけてきたのだ。
雄二に向けてイングラムを深く構えて、柳川は言葉を続ける。
「問い質す暇は無かったので撃たせて貰った。貴様がゲームに乗る気が無いのなら、それ以上の抵抗は止めておけ」
威圧するような声、冷酷な瞳――この男は、決して容赦しない。環にはそれが分かった。
口振りからしてゲームには乗っていないようだが、マーダー相手ならば顔色一つ変えずに殺してのけるだろう。
だが完全な錯乱状態に陥っている雄二に、そのような事を考える余裕がある筈も無い。
「てめえ!よくも俺の腕をーっ!!」
雄二は無事な左腕でバットを拾い上げると、柳川に向かって走り出した。
柳川の手にしたイングラムが火を吹き、雄二の直ぐ前の地面を跳ね上げる。
「止まれ――止まらないのなら、貴様を殺す」
明らかな威嚇、そして死刑宣告。それでも雄二は止まらない。
「うるせえ、うるせえっ!俺は姉貴にも勝ったんだ!俺は誰にも負けねえんだっ!」
「やめて……雄二、もうやめてぇぇぇぇっ!!」
環の悲鳴とほぼ同時。雄二を捉える柳川の瞳に、一瞬だけ憂いの色が混じった。
そしてイングラムがもう一度火を吹き、そこから放たれた銃弾の群れが雄二の体を貫いた。
腹に、胸に、足に。一発一発が十分過ぎる殺傷力を秘めた弾丸が、雄二の体を破壊してゆく。
弾を撃ち込まれる度に雄二の体が後ろに跳ね飛ばされる。それでも雄二の足は前進を続けようとし。
柳川が掃射を止めると、雄二の体は前のめりに地面に倒れこみ、その時にはもう雄二は死んでいた。



「ゆ、雄二ぃぃっ!!」
環が起き上がって、雄二に走り寄る。そして、雄二の体を抱き起こし、その顔を眺めた。
雄二の死に顔は、彼の狂気をそのまま表していた。血走った目は見開かれたままだった。
その顔にかつての雄二の面影は無いが――それでも今環が抱いている体は、間違いなく弟のものなのだ。
「生き延びろって言ったのに……どうしてあんな事したの……?」
雄二の体はまだ温かい。だが、死んでいるという事は確かめるまでも無かった。
環の目から止め処も無く涙が溢れ出す。
「あんた昔からそうよ……。人の言う事を聞かなくて……勝手な事ばかりして……。あんた馬鹿……本当に馬鹿よ……!」
環は雄二の死体に縋り付いて、この島に来てもう何度目かになる涙を流し続けた。





「はぁ、はぁ……」
爆発音が聞こえた後、柳川は一人でその音がした方向へ走って行ってしまった。
そのペースは凄まじく、二人にはとてもついて行けなかった。ようやく現場に辿り着いた時には、もう戦いは終わっていた。
そこには死体に縋り付いて泣いている女性と、それを顔を僅かに歪めながら眺める、柳川の姿があった。
辺りを見渡すと、もう一つ、別の死体――まだ佐祐理達はその正体を知らないのだが、藤田浩之の幼馴染。
赤い髪の少女、神岸あかりの死体も転がっている。
銃弾で、爆発で、蹂躙された土地は荒れ果てており、正しく地獄と呼ぶに相応しい様相を呈していた。




【時間:2日目16:10頃】
【場所:I−6】

朝霧麻亜子
【所持品1:デザート・イーグル .50AE(1/7)、ボウガン、サバイバルナイフ、投げナイフ、バタフライナイフ】
【所持品2:防弾ファミレス制服×2(トロピカルタイプ、ぱろぱろタイプ)、ささらサイズのスクール水着、制服(上着の胸元に穴)、支給品一式(3人分)】
【状態:マーダー。スク水の上に防弾ファミレス制服(フローラルミントタイプ)を着ている、全身に痛み】
【目的:目標は生徒会メンバー以外の排除、最終的な目標は自身か生徒会メンバーを優勝させ、かつての日々を取り戻すこと。】

柳川祐也
【所持品:イングラムM10(18/30)、イングラムの予備マガジン30発×8、日本刀、支給品一式(片方の食料と水残り2/3)×2、青い矢(麻酔薬)】
【状態:困惑、左肩と脇腹の治療は完了したが治りきってはいない、肩から胸にかけて浅い切り傷(治療済み)】
【目的:環が落ち着いてから現状の把握】

倉田佐祐理
【所持品1:舞と自分の支給品一式(片方の食料と水残り2/3)、救急箱、吹き矢セット(青×3:麻酔薬、赤×3:効能不明、黄×3:効能不明)】
【所持品2:二連式デリンジャー(残弾0発)、投げナイフ(残り2本)、レジャーシート】
【所持品3:拾った支給品一式】
【状態:困惑】
【目的:同上】

七瀬留美
【所持品1:S&W M1076 残弾数(7/7)予備マガジン(7発入り×3)、日本刀、青い矢(麻酔薬)】
【所持品2:スタングレネード×1、何かの充電機、ノートパソコン、支給品一式(3人分、そのうち一つの食料と水残り2/3)】
【状態:困惑】
【目的:目的は冬弥を止めること。千鶴と出会えたら可能ならば説得する、人を殺す気、ゲームに乗る気は皆無】

向坂環
【所持品@:包丁、支給品一式】
【所持品A:救急箱、ほか水・食料以外の支給品一式】
【状態:号泣。頭部に怪我・全身に殴打による傷(治療済み)、全身に痛み、左肩に包丁による切り傷、右肩骨折、疲労困憊】

長瀬祐介
【所持品1:100円ライター、折りたたみ傘、支給品一式】
【所持品2:懐中電灯、ロウソク×4、イボつき軍手、支給品一式】
【状態:気絶、後頭部にダメージ。有紀寧への激しい憎悪、全身に痛み】

向坂雄二
【状態:死亡】

神岸あかり
【状態:死亡】

【備考】
・柳川の射撃精度は、マシンガン系の武器だと低下します
・金属バット・ベネリM3(0/7)・支給品一式×2、包丁、レミントン(M700)装弾数(5/5)・予備弾丸(10/10)、ロープ(少し太めは地面に放置
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