「―――俺は今、マスターベーションを超えた!! U−1の前に立つ!!!!」 雄々しく叫ぶU-SUKE。 だが、一瞬辺りを見渡すと、 「ってどこなんだ、ここはーっ!?」 U-SUKEはいつの間にやら沖ノ島に立っていた! 「俺としたことが……一瞬でこんなところまで来ちまったようだな……」 どうやら気合を入れすぎたらしい。 恐るべきはUの称号を持つ者の脚力である。 「さて沖木島は、……って場所なんて知るかぁーっ!」 叫ぶU-SUKE。 どうやら他人が見ていないところではわりとはっちゃける性格らしい。 普段はかなり頑張っているようだ。 「まぁいい……U−1の気を辿ればいいだけの話だ。 む……こちらか! 待っていろU−1、俺は貴様を斃す!」 ざばざばとものすごい勢いで海上を走っていくU-SUKE。 見る間に小さくなっていくその影を見送る視線があった。 「な……なんだったんだ、今の……?」 「さあ……」 「関わりあいにならなくて良かったんじゃないかな……」 「うん……」 天使と魔族(と人間)に見守られ、U-SUKEが今、改めて沖木島に光臨する! 『U−SUKE』 【時間:1日目午後7時頃】 【場所:沖木島上陸】 【所持品:Desart Eagle 50AE(銃弾数4/7)・サバイバルナイフ・支給品一式】 【状態:ラブ&スパナ開放。超回復により五体満足。U−1を倒して最強を証明する】 『NWご一行様』 【呆然】 - BACK