「じんぐるべーるじんぐるべーるすずがーなるー」 「どうしましたか、そんな棒読みのクリスマスソングなんか歌って」 「あーはいそういうわけでクリスマス特別企画ー、葉鍵ロワイアル3B−10ルートの現生存者の解説を行おうと思いまーす」 「無視されました。あ、B−10屈指の清涼剤こと伊吹風子です。今日はバッチリキメてます。文章では表現できないのが残念です」 「いつものまーりゃんだよー。なんかねー、最近はリア充が多くってさー。あちきグレちゃう」 「ああ、独り身の夜風が身にしみるんですね」 「ぐはっ! ううううるさいよ! どどどど童貞じゃありません!」 「どうてい? 美味しいですか?」 「天然記念物……ってほどでもないか。でも食べられるよ」 「ほう。風子はグルメですが一度食してみたいものです。じゅるり」 「ま、チビ助のよーな性格も肉体も幼女な女の貰い手なんていないだろうけどさ。はっはっは」 「まーりゃんさんのことですね分かります」 「うるさいよ! あたしゃ性格は大人だってーの!」 「風子も大人です(キリッ)」 「(キリッ)」 「えっ」 「お前ボケるか突っ込みに回るかはっきりしろよ」 「風子はボケでも突っ込みでもありません。淑女です(キリリッ)」 「あーーーーもーーーーやりにくいーーーーーーーーーーーー!!! もっとこう弄られキャラを相方に回せー!」 「仕方ありません。だって男がらみがない売れ残りはまーりゃんさんと風子だけらしいですし」 「売れ残り言うなコンチクショウ! っていうかことみん(一ノ瀬ことみ)とルーの字は!?」 「ことみさんは亡き岡崎さんに惚れていたと明言されるシーンがありますし、ルーシーさんは言わずもがな」 「未亡人状態ってわけですな……」 「ってことで売れ残りチームです。頑張りましょう」 「絶望した! ロリコンがいないB−10に絶望した!」 「まあまあ。16歳で熟女、18歳でババアと呼ばれる時代らしいですし」 「あのさ、自分で言ってて悲しくならない?」 「風子はコンビニとヒトデがあれば生きていけます。まーりゃんさんのようないき遅れとは」 「いき遅れ違うわーーー!!! 永遠のじゅうよんさいとして、アイドル街道を……もういいです、はい」 「うむうむ。人生は諦めが肝心と言います」 「ちくしょう、たかりゃんやさーりゃん相手みたいなセクハラ下ネタも通じそうにないしなー……」 「淑女にそんなことするなんて失礼です。まーりゃんさんは一度玄界灘に沈んで神に命を返すべきです」 「そこまでのことした覚えないっつーの! あ、いや4人ほど殺してるけど……はい、すんません……」 「アップダウンの激しい人ですね。そんなんじゃ将来社会で働いていけないと思います」 「チビ助の将来はさぞ安泰だろうね……」 「ってこんなことしてる間に時間を浪費しちゃったじゃないですか! 最悪です! まーりゃんさんが時間を湯水の如く使うから!」 「おいお前が言うな。っていうかそれあたしの台詞だし!」 「ではいき遅れのまーりゃんさんとっとと進行お願いします」 「ナチュラルにひどいこと言ってますよね!? なんであたしの方がペース握られ通しなの!? ガッデーム!」 「知りません。では風子はヒトデと戯れてます。……♪」 「それ、ベツレヘムの星だからさ。あ、クリスマスツリーのてっぺんにあるあの星のことね。まーりゃんの豆知識」 「……♪」 「あのさ、反応くらいしてよ……」 「はっ。ああはいはい。風子とっても驚きました。わー」 「性格最悪だこのチビ助ー! ボケも突っ込みも出来ないしっ! どういうことなの・・・」 「仕方ないね」 「……もういいよ、独身いき遅れ女はひとりでやってますよーだ……ぐすん、あたしゃ悲しい」 「まあまあ。いつかきっと多分他のルートでお相手が現れるかもしれないじゃないですか」 「他のルートじゃあちき死んでるって!」 「死んだくらいで諦めるな馬鹿者!」 「あーもー! またあたしが言いたい台詞をーーーー!! なにさこいつー!?」 「淑女です(キリッ)」 「い、いかん、この天下無敵の天衣無縫のまーりゃんが匙を投げたくなってきたぞ……ぐぬぬぬっ」 「何を悩んでいるかは知りませんが、頑張ってください。風子応援してます」 「ああ、あんたそういう純真なところもあるんだったっけ……もういいよ、うん。じゃー始めよっか」 「わーぱちぱちぱち。で、何するんでしたっけ」 「だああああ! またあたしのボケタイムをー!」 「おやまーりゃんさんもう更年期障害ですか? 風子心配です」 「だ、ダメだ……こいつ出来すぎる……この南斗まーりゃん拳でさえ勝てぬとは……」 「まーりゃんさん、くじけてないで早く始めてください。もう60行も使ってます」 「うう、もう死兆星が見えるよお師さん……えーと、生き残りキャラ解説だったね。じゃあまずは手堅く高槻ちゃんから」 「最多登場を誇る人気者ですね。まあ真の人気者は風子ですが」 (も、もう反応するものかっ……! でもまた言われた……悔しいっビクンビクン) 「ねえどんな気持ち?」 「心の声に反応しなくていいから。もう真面目に解説モードだから。仕事しよう、な?」 「そうですね、給料泥棒はいけません」 「えーと簡単に経歴を説明するよ。 まず七海と郁乃のロリっ娘コンビをウォッチングしていたところをどさくさ紛れの騒ぎで誤解されてそのまんま犬とコンビを組むことに。 んで罠に引っかかって国崎と奇妙な会話を交わして犬に助けられて再び行進開始。 行き着いたお寺で前述のロリっ娘たちを助け出し、何の因果かフラグを立て損ねてロリコン認定。 そこを目撃ドキュンした鎌石村カルテット(ささら、真琴、レミィ、ゆめみ)に殺されかけるも何とか和解する。 しかしあたし……じゃなくて麻亜子が便所から狙撃したことによりレミィは死亡。 そのまま逃走した麻亜子を追って探偵高槻は助手のささらと真琴を携えて追跡を開始。 その後向かった学校で岸田とこれが最初の因縁の対決を交えつつ、生徒会組(ささら、麻亜子、貴明)が運命の再会。 ただし説得は実らず麻亜子は逃走。高槻は追おうとしたがささらに阻まれ一旦取って返すことに。これがささらとの最後になるとも知らずに。 んで引き返した寺ではまたもや岸田が大暴れ。真琴の犠牲を伴いながらも何とか撃退して、 一行はささらを追うべく新たに仲間となった杏を加え進むのであった。 しかし、進んだ先でばったりと出くわしたのはマーダー千鶴。パーティーは分断。高槻は海に落ちた郁乃を追ってゆめみと共に飛び込む。 漂流した先で岸田と最後の対決。郁乃はここで死亡してしまい、高槻は大きく考え方を変えることになる。 無事再会した杏と芳野という新しい仲間を加え、一行は脱出のためのアイテムを探すことに。 その途中で主催の手駒であるアハトノインと遭遇。辛くも撃退したが高槻は己の力の小ささを実感するのであった。 芳野に付き従ってついた先の学校には様々な人間が集まってくることに。 まーりゃんとの因縁を解消しつつ、高槻はその中で会議メンバーに指名される。 果たして、彼が進む道の先は一体、どうなってしまうのか……」 「続く」 「まあだいたいあってる説明なのでした。前半は典型的なギャグキャラだったけど、 後半は自分を知って、独立した人間とはどんなものかー、って思い始めてるね」 「風子と似たような感じですか」 「そうとも言えなくはないね。貴重な大人のキャラでもあり、ギャグ担当でもあり、幅は広いよ。まるであたしのような」 「大人……?」 「はーっはっはっはー! どーだ見たかチビ助! ボケてやったボケてやったー!」 「仕事中にふざけないで下さい」 「……ねえ、なんでそんなひどいのさ?」 「風子はいつだって真面目なんです。いつもは馬鹿やってるみたいな言い方しないでください」 「ち、チビ助がいじめる……あちきだって泣いちゃうぞ、女の子だもん☆」 「どうでもいいですが、早く続きをお願いします」 「この子、突っ込みの存在自体を知らないんじゃないだろうか……と思うまーであった。はいはい、続けるよユーモアの分からんばかちんがっ。 じゃあ次はほしのゆめみことゆめみんね。ゆーりゃんにしちゃうと被るからさ、色々と。んじゃあ…… まあ大体は高槻と同じ。支給品として鎌石村カルテットに組み込まれて、寺を目指す。 寺についた後は郁乃の護衛をして、岸田に襲われる。幸いロボットだったから左腕が動かなくなるだけで良かったが、 真琴は死亡。死を悼みつつその後の行動は逐一高槻と一緒。もうパートナーといって差し支えないレベルだね」 「とはいってもお互い抱いている感情はドライなものですが」 「んだね。高槻はロボットとしてしか見ていないし、ゆめみも人間の模範という形でしか見ていない。 でもその間には確かな信頼がある。事実、二人ともお互いに影響されているしね」 「高槻さんが丸くなったのはある意味でゆめみさんのお陰ですね」 「かもなー。ゆめみんも事あるごとにたかちーの真似をするようになってる」 「たかちーって無理矢理ですね」 「だってたかりゃんだと被るもん……被るの多すぎて書いてる人も困るって言ってた」 「ルーシーさんは?」 「るーりゃんだとなんか言いにくい」 「風子は?」 「ふーりゃんってなんかイメージに合わない。チビ助で結構」 「納得いかないです……」 「げへへへ、チビ助はかわええのう」 「ふーっ!」 「にょほほほほ、そんな駄々っ子パンチなんぞ効かんぞえ。そーだこれだよ、これなんだよあたしの望んでいた展開は! イッツパーフェッ! あたしヘブン状態!」 「気が済みましたか? では続きをお願いします」 「……あのさあ、そのいかにも『演技してました』ってのはよしてよ」 「何が演技ですか。風子はいつだってマジなんです」 「釈然としねーなぁ……まあいいか続けんべや。んじゃ流れに乗ってきょーりゃんで行くかね。 えっとね……杏が最初にやったことは島で使える特殊掲示板『ロワちゃんねる』への書き込み。殺し合いに負けるかってな書き込みをした。 もっともロワちゃんねるの存在、もう殆ど忘れ去られてるけど……B−10書いてる人も正直使い道が……ゲフンゲフン。 んでその後何の手違いか勝平を誤殺してしまいショックの余り気絶。 だが強靭な精神力で復活を遂げた杏は妹探しのために介護してくれていた祐一達との同行の誘いを断って一人で出発する。 その後冬弥と出会いつつ高槻のチームに合流する。だが妹はまだ見つからず、それどころか遭遇した千鶴に半殺し。 浩平の救助の甲斐あって聖に救援を求めることができ、何とか一命を取り留めたもののここから動けない状態が続く。 芳野にあられもない姿を見られたというハプニングはあったものの、さしたる異常もなく歩けるほどには復活。 芳野と組んで再び妹探し兼爆弾の材料集めをすることに。その道中で高槻達と再会。 郁乃が亡くなったことにガックリしつつも再会を喜び合うのであった。だが直後放送で妹の死を知ってさらに落ち込む。 どうしたらいいのか分からなくなっていたが、ゆめみの励ましでやることを見つけ出す。 爆弾の材料は見つかったので学校に帰還することに。そこで学校に集まってきた様々な人物と交流。 友達のことみ、渚。瑠璃との新しい関係。その過程で杏は自分の力量を確認するとともにはっきりとした目的を見つけ出すのであった」 「続く!」 「波乱万丈な人生ですなあ……身内関係のトラブルが多いこと多いこと」 「特に妹である椋さんはB−18の宮沢有紀寧並に恨みを買ってましたからね」 「事実を知らない人も多いんだけどね。そこは救いかねぇ。きょーりゃんは頑張ろうとしてるんだけど空回り、って典型だね」 「実際一回も活躍してませんから。負け越しです」 「そのせいで精神的に脆くなっちゃったね。女の子女の子ー」 「ただ自分の意思で解決しようとしているところが杏さんたるところですね」 「うむ。弱いけど強いヒロインさね。まるで」 「風子ですね」 「……」 「……」 「次行こうか」 「そうですね」 「流れに乗って芳野祐介! 呼び名どうしよう……ゆーりゃんで被りすぎなのぜ。ここはよしのんにしとこう。 さて彼は一話目にして狂犬との異名を持つ醍醐を相手に祐一と一緒にではあるが勝利するという大金星を上げる。 婚約者である公子を探すために祐一達とは別れるが、次の道中で今度は郁未と葉子に遭遇。襲われている瑞佳を助けつつ逃げることに成功。 ただ次の放送で公子の死亡を確認してしまう。まだ風子が残っていると絶望するわけにもいかず、何とか気を保って捜索続行。 ……で、今度は麻亜子から襲われる。愛について議論した後少々戦闘。やっぱり逃げる。 逃げた先で今度は国崎と遭遇。あかりを預けられ、更に七瀬とはぐれた詩子を仲間に入れて半分ハーレム。でも全く気にしていない。 だが行き着いた先の学校で分かれて捜索していたところ、瑞佳と詩子が岸田に襲われ殺害される。 しかも襲ってきた千鶴にあかりまでを殺される。浩平の犠牲もあって千鶴は倒したものの、芳野の胸にぽっかりと穴が空いてしまう。 杏と共に爆弾の材料探しをする過程で高槻達と出会う。高槻とは不思議に気が合うようだ。 その後アハトノインを倒す過程でようやく心を取り戻し、本来の芳野に戻る。後は大体杏と同じ。 会議組に選抜され、ことみと一緒に爆弾の製作開始」 「続く!?」 「突っ込まないよ。この人も大概不幸だよね。仲間にした女が全員ばったばったと」 「続け様でしたからね……おお、こわいこわい」 「この人に関しては因縁がまだ解決されてないの多いよね。あたしとか、往人ちんとか、チビ助とか」 「まあそれは仕方ないです。会議組でしたから。いずれ機会はあるでしょう。多分」 「大人の渋い会話にも期待したいところです。実質最年長者ではないでしょうか?」 「たかちーの方が年齢的には上なんだろうけど……まーあいつはねー」 「風子とのアダルトな会話にも期待ですっ」 「はいはい大人大人。では次行ってみよう。声繋がりで往人ちん。こいつもゆーりゃん。ないしゆきりゃんで被りまくりなんだよね。 さて。えーこの人、初っ端に目つきの悪さから殺人犯だと誤解される。本人はラーメンセットを食べたかっただけだというのに。 気絶していた拓也(月島兄)を拾ったが罠にかかる。高槻と馬鹿会話を交わしつつマナを説得して脱出成功。 気絶にはほとほと縁があるらしく、今度はあかりを拾う。看病しているうちにいつの間にか月島兄は殺される。 そこで少年と対決。なんとか撃退には成功したが放っておけないとして仲間の捜索より少年を打ち倒すことを決めた。 襲われまくっていて、尚且つ放送で友達を失くし落ち込んでいたあかりを人形劇で励ます一方、出会った芳野という仲間もあり、 彼にあかりを預けて単独行動に出ることに。ただ、あかりとはもう会えなくなってしまったが…… ようやく鎌石村で少年と遭遇。既に戦っていた皐月、花梨と協力して少年を倒すことに成功。だが皐月は死んでしまう。 (無理矢理ついてきた)花梨を仲間に加え、再び仲間の捜索をすることに。ホテル跡まで行くと、花梨はかつての仲間である由真と再会。 これを機に往人は再び単独行動に。さらに行き着いた先の平瀬村。そこには惨劇の後の舞が呆然としていた。 自殺しようとした彼女をなんとか押し留め、人形劇でなんとか立ち直らせる。 ただ往人自身も放送で大切な人を失い、心に深い傷と後悔を背負ったのであった。 直後放送を聞き錯乱状態になった麻亜子と戦闘に。何とか彼女を説得して、改心させることに成功。 麻亜子は気絶してしまい、舞が様子を見ることに。その間往人はホテル跡に戻ることにした。 ホテル跡にもう一度向かうと、ボロボロの風子が彰と戦っていた。これに加勢し、彰を倒して風子を救い出す。 風子は身も心もボロボロで一度戻ったほうがいいと判断した往人は平瀬村に戻ることに。その際、花梨も由真も死亡したと聞いた。 寂しいと思いながら戻った先で宗一と遭遇。どうやらホテル跡ではまだ戦いが続いているらしい。 復活した舞、麻亜子を仲間に加え、風子をお留守番させてホテル跡に向かう一同。 その先では郁未が待ち構えていた。苦戦の末渚の助力もあり郁未を倒すことに成功。 疲れきった体で戻り、にぎやかになったパーティーで宗一の仲間が示す目的地に向かうことに。 車やらバイクを使って移動。ついた学校では会議組からハブられる。代わりに舞とお風呂タイム。エロい。 さて、今後の彼は……」 「続く?」 「イベント盛りだくさんだね。少年との対決、まいまいとの出会い、まーの説得劇、そして郁未との決戦。 別れた仲間は殆どが死亡する中、それでも築き上げた新しい関係を軸に頑張る男……うーん主人公。にくいくらいにいい男」 「イケメンですね」 「AIR勢との別れは一応つけてるんだよね。心の中で。だから弱みも見せてない典型的な男でもある。馬鹿なことにねー」 「まあそこはパートナーと認識した舞さんとの絡みで」 「あのシーンはあちきの功績だよね! 萌えのプロフェッショナルのあたしにかかればこんなもんよ!」 「でもいき遅れ」 「うわああああああああ!!!」 「年長組の一人なのと、男なので男組との絡みにも期待。おっと風子はベーコンレタスではありません」 「果たして往人ちんの人形は見つかるのか。ほんと何処行ったんだろうね」 「神尾家にあるかもしれませんね。ただ忘れたダケー」 「次はそのパートナーのまいまいに行ってみよう。 当初からマイペース。早期に牛丼組(住井、チエ、志保)を結成して牛丼をもりもり食べつつのんびり。 耕一は家族を探すということで梓と一緒に別れたが、舞は牛丼組に残ることに。 ところがここから悲劇が始まる。椋の策略により合流した貴明、ささら、マナ共々舞を除く全員が死亡。椋は逃げた。 絶望する舞に更に放送が。大親友であった佐祐理も死亡してしまい自殺を試みるが国崎に止められる。 必死の説得と人形劇で生きる気力を取り戻した舞。だが直後に麻亜子が襲ってくる。 麻亜子は説得に成功したが気絶してしまい、舞が面倒を見ることに。国崎が留守の間麻亜子のお守りに。 目を覚ました麻亜子と会話を交わして親交を深めたところで往人一行が戻ってくる。 宗一の意見に従ってホテル跡に向かう。そこで郁未と対決。苦戦しながらも渚の助力で倒した。 渚と麻亜子、舞の女の子三人でかしましい一時を過ごしつつ風子もルーシーも仲間になってさらに騒がしく。 その後は学校に向かい、会議中は自由ということに。 国崎とお風呂でお互いを信頼しあう時間を設け、舞は信頼を一層深めるのであった」 「続くー」 「まあ完全に往人ちんのヒロインですね」 「あ、嫉妬オーラが出てます。これだから」 「あーあーあー! 聞こえんなぁ!」 「そんなに独り身がつらいですか」 「……だってさぁ」 「まあそこは本編に委ねるとして。あの大虐殺が転換になりましたね」 「マイペースから一気にシリアスだしなー。しかも親友が死んだとなれば絶望だってするさね」 「まーりゃんさんもそうですね」 「うん。だからよく分かるよ。はっはっは、ゆえにまいまいとは友達なのさ」 「その割にはよく呆れられてますが」 「それがあちきよ!」 「まーりゃんさんだけじゃないですけどね。渚さんに杏さんに……友達は増えましたね」 「うむ。かの大親友もさぞ喜んでおろうぞ」 「……何気に境遇がまーりゃんさんと近いですね。だからあの説得もあった」 「まいまいいなけりゃあたし死んでたわ。あーくわばらくわばら」 「ヒロインというよりはヒロイックという言葉の方が合ってる気がします」 「だね。さあ次だ。ルーの字いくぞぉー。 いきなり春原と出会ったかと思えばさらに雪見、みさき、浩之まで加わっていきなり大所帯。 ここに梓まで加わるかと思えば、しかしすぐに良祐の襲撃によりバラバラに散った五人組。 逃げる過程で少しずつ春原を信頼するようになってゆく。その後しばらく水瀬家、もとい秋子と澪のところで一段落。 お得意の掛け合いをしつつ怖がっていた澪を説得することに成功。三人パーティーで出撃するかと思えば狂気の名雪が大暴走。 澪を殺され、春原まで殺されたルーシーは絶望の淵に。しかし春原の仇を討つべく、るーこの名前を捨てて再出撃。 道中で同じく仲間を名雪に殺された美凪と出会い、シンパシーから友情を深めてゆく。 次に佳乃を殺された宗一と渚に遭遇。若干の警戒心はありながらも四人でパーティーを組むことに。 施設探索で向かった廃校にて、偶然平瀬村から火事を発見する。 渚達と馴染めず、復讐心を先立たせたルーシーと美凪は共に離脱。平瀬村へ向かう。 やはり復讐など意味のないものだと気付かされたルーシーだったが、そこで積年の仇の名雪が襲撃。美凪を殺されるも渚と協力して名雪を倒す。 渚を信じると決めたルーシーは美凪の遺品を身につけて、先に行った渚の後を追う。 とある民家で風子と遭遇。のんびりとしていると郁未を倒してきた渚一行が帰ってきて再び大所帯に。 その後学校へ向かい、余った時間で新しい仲間の麻亜子や風子と過ごしてゆくのであった」 「続くったら続きます」 「元宇宙人の子なんだけど、恋したり復讐に走ってたり、人間らしいよね」 「風子からすればまーりゃんさんの方が宇宙人です」 「チビ助が言うな。このヒトデマニアめ」 「マニアではありません。淑女と言っていただきたい(キリッ)」 「……ルーの字がよほど常識人に見えるね。ま、なんといってもすのりゃんの影響がでかい。まさしく生まれ変わった原因よ。 中盤で死んだとはいえ、すのりゃんも本望じゃないかな」 「美凪さんの影響もそうですね」 「一人だと暴走してたかもねえ。そこはまーと同じっさ」 「最終的には渚さんの影響も受けて丸くなってますね。一番変わったキャラではないでしょうか」 「一人称すら変わってるしなー。『るー』から『私』だぞ? すごい変わりよう。ビックリビフォーアフター」 「ともかく変質という意味では一番変質してます」 「いいか悪いかはともかくとしてね。さあ次、次。渚ちんいってみよーか。 初っ端から母親である早苗と合流。診療所に立て篭もっていたがそこに葉子と郁未が来訪。 当時敵意はなかったので、後にやってきた宗一佳乃組と共に平和な一時を過ごしていたが、宗一が出て行ったのを機に早苗が殺害されてしまう。 渚はここで戦いを拒否。やってきた秋生に命を救われるも秋生は葉子と相打ち。郁未も逃走し、佳乃と共に取り残される。 戻ってきた宗一と共に秋生の埋葬を終え、出発したものの道中で再び郁未に、さらに仲間になっていた綾香にも襲われる。 ここで佳乃が死亡してしまう。またも仲間を失い次第に無力さを思い知ってゆく渚。 ルーシー、美凪が加わったものの胸中は重く、責任を取ることばかり考えていたが、廃校についたところで一変。 朋也までもが死亡していた。呆然とする渚を宗一が支えようとする。活力を取り戻した渚だったが、続け様にルーシーと美凪が離脱してしまう。 渚は二人を追うことに。追った先では名雪とルーシーが死闘を演じていた。渚のお陰で何とか名雪を倒せたが、美凪は死亡していた。 それでも和解した二人は先に行けというルーシーの言葉に従って宗一の援護に向かう。 着いた先のホテル跡では郁未が宗一達を追い詰めていた。これまた渚の援護でついに宿敵だった郁未を倒す。 当面の目的を果たし、宗一との仲を深めつつリサとの合流地点である学校へ。 学校ではかつての友達が待っていた。杏、風子、ルーシー、舞、ことみ、麻亜子などと交流する渚。 彼女のやりたいことは見つかるのだろうか?」 「愛・続きますか?」 「さてさて、現状間違いなくB−10のヒロインと言えるのが渚ちんだぁね」 「渚さんに関わった人は例外なく渚さんに憧れてますね」 「強い子だから。うん、精神的には一番強いと思うよー。 親の死を乗り越え、自分を見つめなおして、他者との関係を探りながら進んでゆく。これをヒロインといわずして何と言おうか」 「当初流されるだけだったのが自分の意志を示していくキャラになりましたね。大いに成長しています」 「宗一っつぁんとの関係はどうなってしまうのか!?」 「今のところ相思相愛みたいですが」 「おっとここから先は本編で、だぞ? 良い子のみんなは待っててくれっ」 「次いってみよー」 「わっしょいわっしょい。次は宗一っつぁんー。 宗一も驚くくらいの無茶苦茶少女、佳乃と組んだ宗一は診療所で早苗、渚、郁未、葉子と出会う。 宗一は脱出の方法を探すべく捜索に出たが、それが裏目に。早苗、秋生、葉子は死亡し、残された佳乃と渚で再び旅立つ。 だが道中郁未と綾香に襲われ、佳乃が死亡してしまう。佳乃の願いを受け取り、宗一は渚を守る決意を固める。 佳乃を埋葬する過程で新たな仲間、ルーシーと美凪に出会う。この四人で廃校を捜索することに。 だが途中ルーシーと美凪が離脱してしまう。渚は二人を追い、宗一は別方向から上がった火の手を――ホテル跡に向かうことに。 道中国崎、風子、舞、麻亜子と合流してホテル跡に。そこでは郁未が待ち構えていた。 宿命の対決。苦戦しながらも宗一は渚の力も借りて郁未を倒す。だが、美凪は間に合わず死亡していたと伝えられた…… ルーシーとも合流し、大所帯となった宗一達は同僚であるリサに連絡をとり、別地点で合流することに。 移動先の学校で、ついにリサとも合流。その他集まった仲間と共に主催者への反抗を企てる。 和田の残したメッセージを心に仕舞い、首輪の解読を続ける宗一の心境は……」 「つーづーくーぅぅぅぅぅ」 「世界No1エージェントと誉れ高い宗一っつあぁんだけど、前半は静かだったね。……まああるルートでは【禁則事項です】しちゃってるし」 「まったくけしかりません」 「ただし! 因縁の相手であるいくみんとのフラグは深いものがあったね! なんせ二回も勝ち逃げされてるし」 「世界一があの体たらくですからね……本人も自信喪失してたみたいですし」 「最終戦でも苦戦の末にようやく撃破。でもあの時は熱かった! 渚ちんとのフラグも立って絶好調だし」 「一気にキャラが立ってきた感じです。スロースターターです」 「まあ元々熱血気味のキャラだしね。こうもなるってもんさー」 「今のところ対主催側のキーキャラといって差し支えないですが、果たして最終戦でも活躍はしてくれるのでしょうか」 「無茶苦茶少年の名に恥じない戦いを期待したいっ! はい次、リサリサね。 参加者の中に篁がいると知り、復讐心を燃やすリサ。そんな彼女の目の前に現れたのは栞だった。 彼女を軍人として守ると決めたリサは栞に合わせて行動することに。途中で強力な味方である柳川、佐祐理とも再会の約束を誓いつつ、 体調の悪くなった栞のために別れる。灯台で栞の体調もよくなり、再出発かと思われたが、栞が強くなりたいとリサに訓練を申し出る。 栞の変化に戸惑いつつも、リサは銃の撃ち方を丁寧に教える。そこに氷川村から逃げてきた英二が現れる。 大人としてリサの立場を理解してくれる英二にシンパシーを感じつつも、自分をどうしたいのか決められないリサは迷うまま、 氷川村へと向かうのであった。そこでは修羅と化した柳川が待ち構えていた。栞と英二を先に行かせ、リサはかつての味方である柳川と対決。 気合の差で打ち勝ち、英二たちの援護へ向かうリサ。だが栞は晴子との戦いで死亡し、英二も初音の凶弾に倒れる。 自分の気持ちを理解したリサは怒りを力に変え、初音と椋を撃破する。 途中で駆けつけてくれた浩之と瑠璃を加え、さらに怪我をしていたことみを介抱し、一同ことみの意見に従って学校へ行くことに。 宗一とも連絡が繋がり、宗一達とも学校で再会することができた。 学校では成り行きでリーダー役を務めることになったが、心持ちの変わったリサは年長者として引き受ける。 会議を進めるリサ。和田の手紙で両親の生き様も見届けた彼女は、どう生きてゆくのか……」 「つじゅく」 「一匹狼だった雌狐さん、今は立派なママさん……じゃなくてリーダーさん」 「今までの方々とは反して、こちらは『喪失』がクローズアップされてますね」 「生い立ちもそうだけど、ここでさえ英二ちゃんやらしおりんやらを亡くしちゃったからね……ある意味、カワイソスクイーンだぜ。およよ……」 「それでも、その人たちの考えは確かに根付いています。リサさんも今や立派に生きている人です」 「引っ張ってゆく立場になってますます鋭さを増した狐さん。 さあ敵の喉を食いちぎれるかっ!? 無茶苦茶小僧とのコンビネーションにも期待っ!」 「最後の戦いがどうなるか楽しみです」 「果たして『最後』があるかなあ? うっしっし。……次。ことみん行くぞぉー。 聖との出会いを果たしたことみは二人で脱出の計画を練ることに。そのために爆弾を自前で開発することにしたことみは、 材料を探すべくまずは拠点にするべく学校へと立ち寄る。そこでひとつ材料を発見したところで芳野、あかりと遭遇。 さらに傷つきながらも杏を背負って現れた浩平とも協力の約束を取り付けたかに見えたが、 直後の戦闘であかり、瑞佳、詩子、浩平を亡くしてしまう。悲嘆にくれながらも、大人の聖が先導して立ちなおらせる。 二手に別れ、それぞれ爆弾の材料を探してくることに。だが爆弾の材料の一つを見つけたと思った矢先、 氷川村から逃げてきた宮沢有紀寧と遭遇してしまう。聖の特攻とことみの反撃により有紀寧は倒れたが、聖も死亡してしまう。 聖の思いを受け取り、医者になると誓ったことみ。だが有紀寧の抵抗で全身傷つき、視力も失ったことみは途中で倒れてしまう。 リサに助けられて命は取り留めたものの、しばらく動ける状況ではなかった。幸いにして車があったので、リサに事情を説明し、 浩之、瑠璃と共に学校まで戻ることに。学校に着く頃には歩けるようにもなり、さらにかつての仲間達と再会。 喜びもそこそこに、会議組の主要メンバーとして参加することに。また後で、と言い残して会議に参加。 会議の中で、和田のメッセージを見たことみは何を思うのか……」 「続くんです」 「ということで天才少女ことみんの波乱万丈人生なのである。いやー、片目失明したのにガッツに溢れてるよ」 「それだけ聖さんの存在が大きいってことですね」 「最初からずっと側にいたからね。生き方でも、大人としての立場でも、格好良く映ってたんだろうなー」 「お父さんとお母さんのフラグが思いも拠らぬ形で解決しましたね」 「なりたいようになれ。いい言葉よのう。Routesとクラナドのコラボだけど、いい感じにマッチしてたねぇ」 「懸念が殆どなくなって、もう年少メンバーの中でひとつ大人になった感じです。まーりゃんさんより」 「HAHAHA、まーは永遠のじゅうよん」 「でも」 「ごめん、子どもでいいです、はい」 「何も言ってませんが……」 「次、次行くよー! 次はひろりゃんとるりりんね。二人同時なのは殆ど概略が被るからなのだ。ごめんよっ。 春原達とはぐれ、みさきと共に逃げてきた浩之。そこで出会ったのは千鶴に襲われ、イルファを盾にして逃げ延びてきた瑠璃と珊瑚だった。 浩之が怪我をしていたこともあり、イルファが帰ってくるまで待つことにした四人だったが、既にイルファは帰らぬ人に。 放送で真実を知った瑠璃は悲しみを背負いながらも、珊瑚を守ると決意して進むことにしたのだった。 珊瑚の勧めにより、パソコンが使える場所を探して民家に立ち寄る一行。そこで腰を落ち付け、珊瑚はウィルスの製作に取り掛かる。 その間に氷川村から逃げてきた祐一、観鈴、環と知り合った浩之たちは彼らを追ってきたマルチと雄二と対決する。 かつての友達であるマルチを苦渋の決断で破壊した浩之。重傷を負いながらも雄二を止めた環。悲劇は収まった。 環を治療するため、祐一たちと共に、道中加わった椋と共に氷川村へととって返す浩之たち。 しかしそこでは椋殺害を目論む柳川の姿があった。誤解から乱戦となり、祐一は死亡。先に逃がしたはずのみさきと観鈴も、 裏切った椋により殺害された。悲しみで自我を喪失した浩之は、虚ろな気持ちを抱えながら戻る。 だがそこでも椋の手が伸びていた。不意討ちにより環も珊瑚も死亡し、瑠璃も絶望の淵に落ちていたのだった。 傷ついた者同士、傷を舐め合う二人。浩之にはみさきへの淡い気持ちもなく、 瑠璃は浩之を慰めの代償として利用していたところがあると気付いていながら。 戦闘があると知り、急遽駆けつける二人。そこではリサが初音と椋相手に戦っていた。 仇を討つ気持ちに支えられ、二人はリサに加勢する。協力して椋と初音を倒したが、椋には哀れだと思う気持ちしか持てなかった。 空虚な心は収まらない。だがそれではいけないと思う気持ちが浩之を、そして瑠璃も少しずつ変えてゆく。 ことみを加え、一行は学校へ向かうことに。学校で自由行動を許された二人は、椋の姉である杏と対談することに。 一先ずの和解をした瑠璃とは対照的に、浩之は罪悪感に燻ったままだった。 優しく受け止める瑠璃。彼女の思う気持ちに触れ、凍りついた心が溶け、自我を取り戻す浩之。 ずっと生きてゆく。誓い合った二人の、先は――」 「続く……!」 「心に関する話が多いねー。そして今のところ随一のバカップル」 「風子、砂糖吐きそうでした」 「他のキャラとの交流はイマイチ少ない反面、この二人の心が繋がってゆく様は必見! ちょっぴりエロスもあるよ!」 「まあそもそもB−10では本番もあったわけですが」 「陵辱だけどね。おお、鬼畜鬼畜」 「ちょっと独特だけど、人間同士の繋がりという意味では面白い二人組なのだー」 「要チェックや! です」 「それでは本日のぉぉぉぉぉぉ、メーンイベントー!!! あちきの生き様とくと見よっ! 愛する生徒会のために修羅になると決意した麻亜子は、手始めに直幸を殺害する。 続いて策略によって雪見を殺害し、綾香を嵌める。 尚も止まらない彼女はレミィを不意討ちで殺害して学校へと逃げる。そこへ追ってきたのが高槻とささら。 貴明も現れ、観鈴を撃った麻亜子を止めようとマナも参戦。幸いにして観鈴は祐一と環によって連れ出されたが、麻亜子は貴明に苦戦。 逃げようとしたところにささらに見つかり、気が動転。結局逃げ出すことになり、一つ迷いを抱える。 その先で芳野達を襲撃しようとしたが、上手く行かない。続く良祐戦では首尾よく殺すことに成功したが、次でツキが果てる。 耕一と梓を相手取って戦っていると、殺し損ねた耕一が鬼となって復活。共闘していた弥生とは離れ離れになり、山から転落。 落ちた先で休息を取っていたが、その間の放送でささらも貴明も死んでいることを知ってしまう。 錯乱した麻亜子は国崎と舞を襲うが敵わず、どうすればいいのか分からなくなる。 だが舞の言葉によって、改心する麻亜子。安心した麻亜子は気絶した。 目を覚まし、舞と話をしていると国崎や宗一、風子が現れる。彼らの言葉に従い、麻亜子もホテル跡に向かうことに。 そこでは郁未が待ち構えていた。自己嫌悪の顕現ともいえる郁未を相手に戦い抜く麻亜子。郁未はその末に倒れた。 戦いが終わり、一息ついた麻亜子は渚や舞、そして新しく加わったルーシーや風子と愉快な一時を過ごす。 だがその内奥にはひとつの寂しさが生まれていた。 行き着いた学校でも馬鹿を繰り広げる麻亜子だが、寂しさは除ききれていないようだった」 「続くのですよ!」 「うむ、流石まーだ。改心は死亡フラグなんていうけどどうってことないぜ!」 「ロワはまだ終わってないですが。最終回を終えるまでがロワです!」 「先生! バナナはおやつに入りますか!」 「入りません! いや入ります! ああでもやっぱりアウト!?」 「……なんか無駄にテンションあげちゃった。疲れた……」 「ですが、いつの間にか年少組の中心になってましたね」 「それがまーの生き方さっ☆」 「勝手に喋りまくりますからね。まったくはしたない。淑女の風子とは大違いです」 「にゃにおー? あたしはもうパンツの安売りをしていないのだぞっ。成長したと思いねえ」 「やったらドン引きです」 「いや、真顔で正論言われてもさ」 「失礼な。風子はいつだって真面目です」 「じゃあ最後にその淑女(笑)のチビ助いってみよーかっ。 偶然から篁という大物を倒した風子だったが、本人は気付いていなかった」 「えええっ!?」 「おい途中だぞ」 「ふ、風子ラスボス倒してたんですかっ」 「あー、オフレコよ?」 「これはもう風子がNo1ヒーローですね。さあ続けてください。語尾に素敵です風子と付け加えながらっ」 「そのまま当てもなく歩いていると、殺し合いに乗っていた友里に見つかるが、見逃される。 次でようやく知り合いである朋也と出会えたが、探し人である公子は既に死んでいた。 朋也に慰められながら、とりあえず彼についてゆくことにした風子。 しかし道中彰に奇襲され、みちるが死亡。朋也も風子と由真を庇って死亡してしまう。 絶望に駆られかけたが、年上の意地を貫き、由真を立ち直らせる風子。そのままホテル跡の探索をする中で、 由真は無事花梨と再会する。花梨の度重なるミステリ研への入会を拒みつつ、どうするか決めていると、 そこに郁未、七瀬、愛佳が現れ、そこに彰や名雪までが襲撃をかけてくる。 郁未と共に逃げようとした風子、由真、花梨、愛佳だったが、途中で郁未が裏切る。 由真と花梨が殺され、発狂する愛佳。風子もほうほうの体で逃げ出したものの、由真を失った心は傷つき、自分を役立たずだと思うようになる。 だがそんな風子の心など知る由もなく、彰が追撃してくる。なんとか振り切ろうとあの手この手を使うが、追い詰められる。 そこに国崎が現れ、彼の援護を得た風子は彰を倒す。心も少し持ち直した。 疲労の極地にあった風子は一旦山を降りて休憩することに。そこで国崎たちの帰りを待つ中で、ルーシーと遭遇。 渚の知り合いであるという共通点から仲良くなる二人。そこに国崎たちが戻ってくる。 賑やかになるパーティー。風子は少しずつ元の明るさを取り戻してゆく。 風子は主に麻亜子やルーシーと組んで馬鹿をするようになる。決戦直前。自分に恥じない生き方をしようと決めた風子の未来は?」 「一体、どうなってしまうのか! あと華麗にスルーされました。ショックです。風子お嫁にいけません」 「そもそも貰い手がいないっての」 「むかっ! 失礼です。風子なら引く手数多です。まったく風子の魅力が分からない人ですね」 「……まあ、一部の人には大人気だろうさー」 「なんですかその同類を見るような目は。風子、まーりゃんさんのようなばかちんとは違います」 「はいはいはい。どんぐりの背比べ……って何だとー!」 「ふーっ!」 「ってこんなことしてる間に時間なくなってるじゃんよ! 締めの言葉を言う時間がn ――――――――――糸冬 了―――――――――― 「ふ、風子のコメントは!? ああっまだ終わっちゃダメでs さぁ〜て、クリスマスのハカロワ3は? 「デイビッド・サリンジャーです。ここでしか出番をもらえませんでした。はっはっは、私だって生存者なんですがねえ。 泣いていいですかね? 私の人形達は全然慰めてくれないんですよ…… さて次回は ・来年で葉鍵3は終わるのか ・サンタさんがどこかのルートを書いてくれるのか ・メリー・クリスマス! の三本ですよ」 今週も葉鍵3のスレをチェックしてくださいねー、じゃーんけんぽんっ!ウフフッ - BACK