やぁ良い子のみんな、元気にしてたかい? この形で出るのも久々だな。そうです、わたしが高槻です。 最近はシリアルな展開が長く続いて俺もこういうのを挟む余裕がなくなってきてるわけなのよ。 まあ別にいいんだけど。これぞまさにハードボイルドって感じで少しは格好がつくってもんだ。 なんだかんだ言っても俺にも面子というものがある。といってもあん時のような薄っぺらいもんじゃない。 俺がしっかりと他人に誇れるようななにか。胸を張れるなにかのための面子だ。 問題なのはその『なにか』が俺自身でも分かってないってことなんだよな。 そりゃそうなんだよな。考えてもこなければ持とうとすることもなかったんだし。 しかも今までと全然違う環境下で考え事をすることが多くなってしまったせいでなんか戸惑うことも多くなったし。 ……藤林と再会したときもそうだ。 離れ離れになって、だけどまた出会えれば嬉しいってもんだろう。ゆめみが飛び出してったのもそうなんだろうって思えるさ。 だが俺にはその実感がない。再会したところでどんな言葉をかけたらいいのか分からなかったし、嬉しいと思う気持ちも無かった。 それよりも男の方……芳野って兄ちゃんに気がいってたくらいだしな。 つまるところ、俺は誰かとつるむことなく自分勝手にやっていた昔の癖が抜け切っていないんだ。 他人のことなんてどうでもよくて、俺さえ良ければなんだっていいと思っていたあの時のように。 クソ喰らえと思うが、そういう暮らししかしてこれなかったのが俺なんだって自覚もする。 最低な野郎は所詮最低な気質のまま。屑は屑でしかいられない。 何故か岸田の顔が頭に浮かんで、こちらを見下している。 ああ、もう、クソ喰らえだ、本当に。 悪態のひとつでもつきたいって気分だ。何もかもを一新したつもりでいても結局は過去に囚われたまま。 責任を持ちたくない、無責任に生きられさえすればいいとしている俺がいつまで経っても洗い流せない。 どうしてだろうな……いや、理由は分かってる。 楽だからさ。妥協して、流されて、何の責任も持たない生き方はとにかく楽の一言だ。 そんなゆるま湯に浸かりきってきた俺だ。体は楽な方へ楽な方へ行こうとしている。 慣れきった俺ってやつがそっちへフラフラしようとしている。 駄目な野郎だ。全く、本当に駄目な野郎だよ。駄目すぎて苦笑いしか出てこない。 郁乃がせっかく準備を整えてくれているのにな……ケツ引っ叩いて追い出してくれたってのに、そこから進む一歩をどうしても踏み出せない。 ものぐさが過ぎる。もう一回くらいビシッと叩いてもらわなきゃ、ひょっとしたら何もしないままなのかもしれない。 こんなだからよ、俺は何にも誰にも胸を張れないのかもな…… 「高槻さん、船のことなのですが」 すっきりしないまま歩いていると、不意にゆめみが話しかけてきた。 そういえばこいつから話しかけられるのって多いような気がする。ロボットなのに。 いや最近のロボットはそういうものなのかもしれない。命令を聞くだけ、なんてのはもう昔の話なのかもな。 そのうち人権なんかもできたりするかもしれない。待てよ、ロボットだからロボ権か? いまいち分かりにくいな。機械人形権? 自動人形権? うーむ、自立稼動機械内における人口知能に対する権利の保護……長ぇ。 などと横道に逸れかけた俺の考えを修正してやる! かのように頭に乗っかっていたポテト(雨避け)がぴこぴこと頭を叩く。 わーってるよ白毛玉。……そういや、今の俺の姿ってモーツァルトみたいに見えないか? 今のガキどもはモーツァルトごっこなんてやってないんだろうな。綿を頭に乗せてさ。 何? 昔のガキだってやってないって? 俺はやってたぞ。 ……いかん、どうもすぐに変なことを考えてしまう。こら毛玉、ぴこぴこ両手両足で叩いたり蹴ったりしてんじゃねぇ。鬱陶しい。 分かってるっての。つーかお前、本当俺のことに関してだけは先読みが鋭いのな。以心伝心、いやニュータイプか? ララァ、私にも宇宙が見えるぞ。……はいはいはい、分かってるからしっぽ叩き追加すんな。 「どうしたよ」 「探した後のことなのですが……どうするのですか?」 そういや探す探すばっかり言ってて探した後のことなんざ全然考えてなかったな。 まぁこの首輪があるからなんだけどな。だがそれも心配ない。外す当てが芳野の兄ちゃんから舞い込んできたし。 仮に外せるのだとしたらもう残りは脱出だけ。そうなると俺達のやっていることも俄然重要な意味合いを持つことになる。 ゆめみはそういうのを含んで言ったんだろう。先読みが鋭いのはポテトだけではないようで。 「取り合えずは船自体を見てみないことにはな。壊れているのか、そうでないのか、燃料はどうなのか、とかな。 まず確認して、それから必要なものを探しに行くってことになるだろうさ。今は見に行くだけでいい」 「なるほど、そうですね。確かに船があるというのを知っているだけですからどうなっているのかも分かりませんし」 頷くゆめみ。そういえばこいつの腕もどうにかしないと。岸田も死んで、残りも30人ほどの状況とはいえ、 まーりゃんとかいう女を始めとして殺し合いに乗ってる連中はいないわけじゃないだろう。それに備えてゆめみの体調…… というか調整をしておく必要がある。こいつだって立派な戦力だからな。 「お前も何とかして直してやらないとな。いつまでもその腕のままじゃあな……正直キツいぜ。はんだごてで直せるかねぇ」 「神経回路は普通の機械と同じ配線ですから、応急処置としては十分だと考えられます」 そりゃ良かった。一応機械工学に関しての知識はあるからな。 MINMESやELPODの調整を度々やらされていたことがこんな形で役に立つとはよ。 どちらかというとデジタル的なデータの調整の方が多かったような気もするが、この際気にするまい。 と、俺はふとゆめみのために行動している俺という存在がいつの間にか現れていたことに気付く。 自分のためじゃない、純粋に人のことを思っての行動だということに。そこに多少の打算があったのだとしても…… 「あの、ありがとうございます」 「……何がだ」 急な言葉に多少詰まらせながらも俺はそう返す。ゆめみは寸分の打算もないやわらかな笑みを浮かべていた。 「わたしを直してくださることです。それは、きっとお医者様がひとを治すのと同じことだと思いましたから」 「なに、そんな大層なもんじゃない。……一蓮托生ってやつだ」 「一蓮托生……?」 「乗りかかった泥舟ってことだよ」 少しの間を置いて、ああ、という風にゆめみは頷き、同時に苦笑していた。俺も苦笑を返す。 一蓮托生、か。 自分でそう言っておきながら、今更のようにようやく理解している。 この道を俺は選ぼうとしている。今までに経験したこともなく、何があるのかも不明瞭で不安だらけの道を。 自分で決めたことだ。アドバイスやら何やらがあったとしても、決めたのは俺なんだ。 「あの、分かっていて申し上げられたのなら申し訳ないのですが」 「お?」 「乗りかかった船、ではないのでしょうか? ……泥舟だと、沈んでしまいます」 「……」 ゆめみの苦笑が思い出され、そういう意味だったとやっと分かった俺は口をあんぐりと開けるしかなかった。 ま、ままま間違えたわけじゃないぞ! あれだ、沈む船だとしても最期まで一緒ってことだよ! イッツタイタニック! なに? タイタニックでは片割れが生き残ったって? うるせー馬鹿! 細かいことを気にするな! これが一蓮托生ってことだ分かったかよ畜生! 頭の中では真っ赤になって誰かに反論しつつ、表面上はクールを装って華麗に返す俺。 「ふ……ゆめみ、大人のハードボイルドジョークを分かっていないようだな。地獄に落ちるなら一緒ってことなんだぜ?」 「そうなのですか? すみません、わたしのデータベースになかった言葉だったので……」 流石俺。流石クール高槻。見事な返しに思わずゆめみさんも信じるこの鮮やかさ! さらりと告白まがいのようなことを言っているような気がするがゆめみさんが空気読んでフラグ折ってくれました。 決してゆめみさんがアホアホロボットだと言っているわけじゃないぞ? とにかく上手く誤魔化すことに成功した俺は大袈裟に咳払いをして話をまとめにかかる。 「そういうことだ。分かったらまずははんだごてを探すぞ。船が壊れていても修理に応用できそうだからな」 「了解しました。泥舟に乗船させてもらいますね」 ……こいつ、分かっててやってないだろうか? だがにっこりと純真無垢に微笑を浮かべるゆめみを見るとそんな邪な考えもすぐに吹き飛んだ。 代わりに、もし泥舟の話を誰かに聞かれでもしたらとんでもない恥さらしになるのではないだろうかという不安が頭を過ぎる。 どうやら泥舟に乗っているのは俺も同じらしい。沈まないように祈るしかない。 でもきっといつかバレるんだろうなあ……確信にも近い予感を抱きながら、俺ははんだごてがありそうな工具店を探すことにした。 * * * 薄明るい密室の中、ひとりの少女が俯き加減に座っていた。 頬は僅かに赤く、瞳の奥には戸惑いとある種の期待を込めた色が窺える。 服は既にはだけられ、インナースーツの上半身部分だけが覗き彼女の柔肌を守っている。 守られていない部分――すなわち、素肌が見えているところはほの暗い空間と対になるような白さがあり、 落とされた服と相まって卑猥な雰囲気を醸し出している。 眺められていることに気付いたらしい少女は少しの間を置いてから頷く。 しゅるしゅるという衣擦れの音が聞こえ、ゆっくりと裸身が露になってゆく。 少女らしいほっそりとした肢体と、控えめに膨らんでいる胸。以前見た事がある男だが、 改めて見てみると思った以上に小さなものだと感慨を抱いた。 「あの……宜しく、お願いします」 上目遣いに見上げる少女。ああ、と男は頷き、『道具』を持って彼女の背後へと回る。 方膝をついて座り、ぴったりと体を密着させる。女の子特有の柔らかさが伝わってきた。 ごくりと生唾を呑み込みつつ、男は少女の身体を―― んなわけあるか。 ただの応急処置の風景だよ。 賢者タイムだとか思った奴表に出ろ。 ……とまあ、首尾よくはんだごて他回線やら何やらを入手してとりあえずゆめみの応急処置をすることにしたわけだ。 部屋が薄暗いのは俺達が無防備になるから誰かに見つけられないための措置ってやつだな。 密室にしたのも以下同文。オープンにそんなことやってたまるか。大道芸じゃないんだぞ。 まあそもそも俺がゆめみに欲情することなんざ俺がポテトに恋することくらいありえん。 ロボットだし、おっぱい小さいし。あっ、重要なのはおっぱい小さいってところだぞ? 小さいのが悪いと言っているわけではないが、やっぱり大きいほうが色々と便利じゃん? 何がって? 大人になれば分かるさ。 しかしまあ、本当にこんなので大丈夫なのかねえ。 人工皮膚を鋏でジョキジョキ切って、切断された配線をはんだでくっつけ直す。 ゆめみの電源は一時的に切ってある(スリープモード)に移行してあるから感電の心配はないんだが、念のためにゴム手袋で作業。 さらにゴーグル装備。マスクもついでに。意味があるかどうかはこの際置いておこう。 問題なのはゆめみに開けられた穴がちょうど胸のあたりを貫通してることなんだよな。 奥のほうまでいくと流石に俺でもどうしようもなくなってくるし、どうなっているのかも見えない。 つーか、科学の粋を集めて作ったロボット、しかも試作品のことが一発で分かってたまるか。 繋ぎなおしだって色が同じ奴をくっつけているだけだしな。……寧ろ変なところをくっつけてしまいおかしくなりはしないだろうかと思う。 だが作業は始まってしまった以上、今更止めるわけにもいかないし、ゆめみ本人も(多分と付け加えたが)大丈夫と言っている。 いけるいける、絶対にいけるとお祈りしつつ手の届く場所までは直す。 見た感じでは主な損傷箇所は胸部の、いわゆる肋骨にあたる骨格が破損していて、 モーターだかバッテリーだか分からん箱のようなものも貫かれて使い物にならなくなっているようだ。 ゆめみ本人なら分かるかもしれない。後で聞いてみよう。 「……よし、やれるだけはやったぞ……後は運を天に任せるか」 ゴーグルとマスクを外して一息。 残りはジョキジョキ切ってしまった人工皮膚の繋ぎなおしだが、まあ糸でも通しときゃどうにかなるだろ、多分。 でも糸なんて見つからなかったしなあ……そうだ、確か忍者セットの中に強力な糊みたいなのが入ってたはずだ。ん、トリモチだったかな? まあいい。とにかくくっつけられるなら大丈夫だろ。 ごそごそとデイパックから例の糊みたいな何かを取り出し、ヘラで掬い取ってぺたぺた……と。 小学生の工作の時間を思い出しつつ人工皮膚の切れ目に塗りたくる。 どうやら見込みに間違いはなかったらしくぺろんと皮膚が剥がれることもなかった。 取り合えず今はこれでいい。本格的な修理は後にでもやればいいさ。きっとメイドロボと同じレベルの修理なら出来るはず。 試作品だからって何もかも違うってことはないだろう。 「よっしゃ、終わったぞゆめみ。起きろ」 「――システム再起動。各種機能をチェックします……一部にエラーが見受けられます。 サポートセンターに問い合わせします……エラー。接続を中断します。稼動には深刻なエラーは見受けられません。 よってこのままプログラムを起動します。……パーソナルネーム『ほしのゆめみ』、起動」 抑揚のない無機質な声がしばらく続き、俯いていたゆめみの頭がようやく持ち上がる。 普段はあんなに可愛い声なのにな。気が利いてないというか、システムボイスくらい気を配れというか。 けど、やっぱりエラーはあるらしい。深刻ではないようなのでひとまず問題はないというところだな。 「――おはようございます」 「おう。どうよ、調子は」 言われたゆめみは動かなくなっていた腕を動かそうとする。もし直っていれば腕は動くはずなのだが…… 一瞬緊張し、しかしそれも杞憂だと分かった。 多少ぎこちないものの腕が動き、関節も曲がる。指も曲げられるようだった。 ふーっ、案外簡単にいくもんだな。ひょっとすると、ロボットのハードウェアに当たる部分は案外いい加減なつくりなのかもしれない。 繊細なのはプログラムだけ。……俺達と同じだな。 死にたいと思っても中々死に切れず、恥を晒して、それでも体は動き、命が脈動して…… 「若干、関節面の動きが鈍いように思われます。それに腕も肩より先に上がらないみたいです」 ギギギと腕を上げようとしたゆめみだが、不自然な部分で止まってしまっている。やはり不完全か。 これじゃあ格闘は無理か。折角格闘プログラムをインストールしたってのに、勿体無い。 まぁしかしちゃんと動くだけマシってところか。 右足と左足が同時に出たりとか、指が常にわきわきしたりとか、そういう不都合が出なくてよかった。 医者ってのもこんな気分なんだろう。自分のやったことに対して一喜一憂する。上手くいけば全力で喜べる。自分自身も患者も。 俺がやっていることは絆創膏を貼るレベルなんだろうけどな。 苦笑しながら、俺はまだ体の調子を確かめているらしいゆめみに「服を着ろ」と伝える。 その、なんだ。いかに興味ないとはいえ半裸の女の子(ロボットだが)が男の視線を気にしてないというのも問題なわけで。 全く。プログラマー出て来い。 今更のように自分がそういう格好だと知ったように、あっと声を上げてゆめみが慌てて服を着る。 手遅れなんだが。もう見てるんだが。色? 馬鹿野郎、そういう無粋なことを聞くもんじゃないの。 もう少し大きかったら揉んでたね。空しくなったとしても揉んでたさ。男だからな! ……こういうとき、突っ込み役がいないと少し寂しいな。藤林と一緒に行けば良かったか。半殺しにされそうだけど。 「ぴこ」 そんな俺の心境を知ってか知らずか、ポテトがぴこぴこと叩いてくる。 気持ちはありがたいが、もうちょっと刺激が欲しいな。全然痛くないし。 「……ぴこ」 あ? なんだよその汚いものを見るような目は。変態? 何を言うかこの駄犬。俺が求めているのは体を張った笑いなんだよ。ネタのために体を張る。男らしくていいじゃないか。 つーかお前如きに変態呼ばわりされてたまるか未確認生命体め。 頭からひっぺがしてイチローのレーザービームのように外に投げ捨ててやろうとしたとき、ズン! という低い音と共に地面が揺れた。 「なんだっ!?」 家屋の中にいてまで響いてくる上に、揺れたのだ。 俺はポテトのことも頭から放り出して外へと向かう。まさか、別働隊の藤林と芳野の兄ちゃんがやられたんじゃないだろうな。 服を着たらしいゆめみも慌てて荷物を持って俺に追い縋ってくる。 「何でしょうか、今の音は……」 「分からん。ヤバいことじゃなけりゃいいんだが」 こうなると見つかりにくくするために閉めきっていたのが煩わしい。手早く扉を開け、外に出ると…… なんじゃこりゃ、と俺は絶句したくなった。 ここから海岸に沿った方向、およそ数キロほど先にある場所だろうか。 夜に、しかも雨なのにもかかわらずもうもうと煙が上がり、空の一部が赤く切り取られている。 キャンプファイアーにしてはあまりに大きすぎやしないかい? そんなことを言いたくなるくらいに激しく何かが『燃えていた』。 「海の方……みたいですが」 ぽつりとゆめみが呟いたとき、まさかという予感が走った。 あそこで燃えているのは、もしや、船――!? 半分そうだと言っている自分と、そんな馬鹿なと騒ぎ立てている自分がいた。 いや仮に船だとして、どうして燃やすような真似をする? あそこで戦闘でもしていたのだろうか? だがこの雨の中、そう簡単に船が爆発して燃えるなんてことがあるのか。 火をつけただけじゃあんなことにはならない。もっと他の、専門的な知識と道具を使わなければ…… 「畜生! 行くぞ!」 「え? あ、は、はい!」 考えていても始まらない。悪い予感が現実の形になっていくのを認識しながらも、確かめてみなければという思いが体を動かしていた。 そう、もし燃えているアレが船だとして、わざわざ専門的な道具を使ってまで破壊し、尚且つ得をするような連中…… そんなもの、脱出を是としない主催の連中に決まっているじゃないか。 甘かったというのか。わざわざ現場に人員を送り込んでくるような真似をしてこないと踏んだ俺が間違っていたのか。 万が一送り込んだ人員が捕まれば対抗する手立てを見つけられるかもしれないのに? くそったれ……! 走りながら、俺は悪態をつくしかなかった。 【時間:2日目午後22時00分ごろ】 【場所:C-3・鎌石村工具店前】 タイタニック高槻 【所持品:日本刀、分厚い小説、ポテト(光二個)、コルトガバメント(装弾数:7/7)予備弾(5)、鉈、電動釘打ち機12/12、五寸釘(10本)、防弾アーマー、89式小銃(銃剣付き・残弾22/22)、予備弾(30発)×2、ほか食料・水以外の支給品一式】 【状況:爆発の元へ急行。船や飛行機などを探す。爆弾の材料も探す。主催者を直々にブッ潰す】 ほしのゆめみ 【所持品:忍者刀、忍者セット(手裏剣・他)、おたま、S&W 500マグナム(5/5、予備弾7発)、ドラグノフ(0/10)、はんだごて、ほか支給品一式】 【状態:左腕が動くようになった。運動能力向上。高槻に従って行動】 - BACK