どうすればいいんだ?




「あ、川だ……」
折原浩平(016番)はスタート地点の村役場から少し歩いたところで川を見つけた。

(そういえば、ここは島なんだよな。
なら、下っていけば海に出れるかな?)
そう思った彼はバッグを下ろし、中から地図を取り出そうとバッグを開く。
ついでに自分に支給されたアイテムも確認することにした。
(さてさて……な〜にが入っているのかな、と………ん?)
バッグを開けると最初に中から出てきたのは………………



―――――だんご。
だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご、だんご。
だんご、だんご、だんご、だんご(以下略)




「こ…これは…………」
そう。これこそ浩平の支給品――『だんご大家族』!
バッグから出てきたのは計100人(100体?)のなかよしのだんごたちだった!

「あ〜……なるほどね〜。
確かに殺伐としたこの島にいるからには癒しは必要不可欠だもんね〜。
だんごっ、だんごっ、だーんごっ♪
だんごっ、だんごっ、だーんごっ♪
だんごっ、だんごっ、だーんごっ 大家族…………………………………
って、癒されるかーーーっ!」


 折原浩平
 【時間:1日目正午前】
 【場所:D−03】
 【所持品:だんご大家族(だんご・残り100人)、他支給品一式】
 【状態:別の意味でやや錯乱気味(笑)】

 【その他】
・後の浩平の行き先、行動については続きを書いてくださる書き手さんに任せます。
・浩平のスタート地点はC−03の村役場です。
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